52.台湾の空港めぐり(その7)大鵬湾
高雄の東、屏東県東港にはかなり大きな湾があります。大鵬湾国家公園区。
公園として整備されたのは近年で、大戦中は東港海軍航空隊の水上機基地がありました。
左上が東港(マグロ漁港で有名)右下が林辺 大鵬湾はその中間にあります。
湾の奥の一角には現在も当時の施設が残っています。
拡大してようやく滑走路(現在も使用中)があることに気が付きました。
地図にもどこにも名称はありませんが。
さらに拡大すると、滑走路だけでなく、製作中の大きな飛行機があります。
国家公園区のHPを見ると、これはゼロ戦を600倍にした建物だそうです。(ゼロ戦ではないし、600倍も違うが)
滑走路は観光用軽飛行機のものと判明しました。(Tripadvisor)
この撮影時点では水上機は工事中ですが現在は完成しています。
その下側に海に出っ張る2つのポンツーンらしきものがあります。これが水上機が上がってくるスロープです。
これが現在の写真です。巨大な水上機の形をした建物でした。
東港〜大鵬湾の案内図
「塔台珈琲」が水上機の中にあるのか、別に灯台があるのかはわかりませんでした。
大鵬湾をグルッと散歩してみると湾の出口で橋(斜張橋)を工事中でした。これも現在は完成し、環湾サイクリング道路として使われています。
おまけ
湾のすぐ西側は東港です。こんな文章をネットで見つけました(日本語がちょっとアヤシイですが)。
「 東港市区の光復路の海産街に入り、ここの美食はグルメたちに思い切りに堪能できます。」
東港三宝 マグロ、サクラエビ、バラムツ
小三寶 カジキお田、雙(米羔)潤、肉(米果)
お隣の林辺では石斑魚(ハタの仲間)が有名です。
おまけ その2
戦前の地図にある東港基地
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