平日の午後の小雨が降る京都祇園で着物撮影。通りを行き交う人はちらほら。
個人撮影なので主催者・モデル・カメラマンの３人だけ、ワガママを聞いてもらいました。
最初は小紋のつもりで、「しっとりしたお姉さん」「経験つんだ芸妓さん」などなど
いろいろな妄想を広げてあ〜だこ〜だ、でもそんなに思い通りにはいきませんて・・・
大胆な花柄で現れるモデルさん・・・ ヒェ〜〜〜〜
どうしよう？？？？
とりあえず、適当に撮影しよう。あとはどうにか・・・
ヒントは主催者の用意した真っ赤な傘
撮影しながら、「申し訳ないけど、モデルさんより傘が主役みたい」
広げたりすぼめたり、真っ直ぐにしたり肩にかついでみたり
ずいぶん経ってから「花札」を思いついたのです。
広げた真っ赤な傘と着物のモデルさんが、花札の２０点札に見えちゃった。
あとはどうにかできるハズ。 花札を頭のスミッコに置いて撮影するだけ。
現像処理ではあまりイジッていません。着物の彩度を落としたぐらい。
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