宮川町 竜胆の女
宮川町は御茶屋と置屋が並ぶ町、私は祇園花見小路より好きです。席に上ったことありませんが
下調べで町内を地図とカメラを持ってサラリーマンの格好(ワイシャツ)でウロウロしていると
ワンコの散歩で通りかかったジーンズの舞妓さんが「ご苦労さんどす」
ドキドキ舞い上がって「いえ仕事ですから」遊びじゃねーか
撮影も終盤で日も暮れかかり、街の明かりも増えてきました。
薄暗くなった茶屋街でお姐さんを撮る、という目論見通りになるか?
もともとは桔梗の予定だったのですが、花屋で見た竜胆(りんどう)の色が綺麗でこちらにしました。
竜胆の花言葉は何だったかな?
傘の赤が映えて思いの外きれいだったので、いろいろ試してみることに。
この1枚の狙いは実は右側の花札なのです。
道端の紅葉の葉先が痛んで茶色くなっていました。傘の骨の先端に雨粒があります。
通りすがりのお姐さんを路地から撮影、なんてね。
こんなポーズをお姐さんは決してしませんが。ボーッと立つのも面白くないと無理やりに。
↓も↑も 一体どこにピントを合わせたのか、バカですね〜
花街酒屋の路地、バックはビールケースでした♪
このモデルさんはときどき昭和の女に戻るんです。
ここ宮川町周辺は歴史的景観保全地区に指定されており、六花街の中で最も古い町並みが残っています。
撮影ロケをするなら花見小路よりも宮川町を薦めます。
舞妓さん・芸妓さんに会えます(見かけます)。夏場だったら歌舞練場のビアガーデンでお酌してもらえます♪
祇園で着物撮影、こんな仕上がりになるとは主催者もモデルさんも思っていなかったでしょう。
私だってそうなんですぅ〜〜〜