45.新年カイロー
2008年は1月26日が台湾の正月(春節)でした。
久しぶりに台北に住む友人(年上だけど)に電話をすると
「ウェイ(もしもし)」と言うので
「もしもし」と思いっ切り日本語で言うと笑ってくれました。
「誰かわかった?」「よしさんでしょ」
日本語を使う機会もなくなり大分ヘタになりましたが、それでも立派なものです。
「新年おめでとう」「新年快楽シンネンカイロー」
いつ台湾に来るんだと聞くから、あんたが死ぬ前には行かんとねと答え
「行くからうまい客家料理を食べさせてよ」
台北には客家料理のレストランがないので「じゃあ私が料理します」
彼、リャンさんは高雄県美濃の客家の出で、奥さんは台北の人。
「料理は奥さんとリャンさんのどっちが上手なの?」
「もちろん客家料理なら私のほうが上手です」
「ところで日本はどうですか?」
「経済はよくないねえ。僕の会社の仕事も減ってきてるよ」
「台湾は大統領がかわって大変ね」「どういうこと?」
「中国のほうばかり向いて、みんなのこと考えていない」
「ああ、陳さんが極端に台湾化してたから、その反動だね」
「陳さんも、その前の李さんも客家の出だけど、馬さんは違うからね」
そのあとひとくさり国民党の悪口を聞かされました。
そのうち行くと言っちゃったので、今年になんとか計画しなくっちゃ。
あ〜でもお金が...不景気だって言ったばかりなのに
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