15.料理教室
ヒマつぶしに料理教室に行ってみました。本格的にやる気もなく遊びです。近くのレストランLaka Lekeの表に Cooking Classという看板があがっていたので予約をしてみました。だいたい2時間くらいかかるようです。その時間10:00に行くと他に西洋人が5人いてハ〜イと挨拶してさっそく教室開始!
テーブルには材料が山のようになって並んでいるのですが、いったい何の料理をつくるのか、どの材料を使うのかまったく説明なく突然に料理が始まりました。先生が材料を選びだし切り始めたら横にいる生徒に続けてやれと。そのときに切り方が違っていれば教えてくれますが説明は一切なし。何の材料かも聞かないと教えてくれません。まあ、見ればだいたいわかりますが。時間のかかるミンチとか串焼きは代りにやってくれるんですが、それ以外は先生と生徒で全部やります。最後のほうになって始めて今つくっているのがサユール・ウラブという野菜料理だとわかりました。ほかにもサテ・アヤムも。
左端のオバサンがIbu Wayanでふだんは教室には出ていません。右端の元気そうなオバチャンが先生で今日はIbuがいるので助手をしています。間にいるニーチャンは助手たち、ナベを運んだり串焼きをしたりしてました。実は、今日は偶然にBali Videoがビデオ取材に来ており教室と取材が同時でした。この時Ibuの前ではビデオがまわっており、どんな料理をするのか説明していました。
青いエプロンしてるのが生徒で、白い帽子をかぶっているのが取材陣です。ここにはカメラマンとコーディネーターが写っています。
1枚目の写真には野菜が写っていましたが、ここではニンニク・タマネギ・ショーガ・豆など味付けに必要なものばかりが山のようです。この生徒のオバサンはどういうわけかインドネシア語がペラペラで料理の腕もまあまあです。左の娘はさすがに料理はまったくダメ。包丁を使うのを見てるのがコワかった。
タマネギをきざんでいるのが僕の奥さんです。手前の土マンジュウのように見えるのが何かわからなくて、最後にようやくパームシュガーだと教えてもらいました。
タマネギを炒めているのですがガスコンロが何とリンナイのカセットコンロでした。本物かなあ?
僕たち7人は10時スタートでしたがすでに日本人カップル2人がいて9時からやっていると。見ると日本語のテキストまであって、結構たくさんの日本人がくるようです。この2人はヘタクソで真剣味がなく、教えるほうもアキレるだろううなあ。遊びなんだからもっと真面目にやれよ〜〜。写真は失礼なので撮っていません。それにしても、西洋人のクラスだとテキストもなしで日本人とは全然扱いが違うのね?きっと値段もずっと安いんだろうなあ。
ショーガの種類
3枚目の写真でもわかるようにいろんな種類のショーガ(似ているけど違うのもある)が並んでいます。市場でもズラ〜と並んでいました、一番多かったような気がします。同じ種類でもナマもあれば乾燥したのも。料理本の受け売りをすると
ジャヘ 日本のショーガに似ている
クンチュル 形はチョーガですが中身は黄色い
ラオス 非常に固いそうです
クニット ターメリックのことです
料理が終わってさあ食べようと期待してたら、料理がズラッと並んだテーブルでまたまた取材が始まりました。今度は気合が入っていて、リハーサルを2度も。Ibuも今度はメガネをかけてました。メガネをかけると上品なオバサマ風です。そんな取材をみんなジッと待っているうちイネムリしだすオバサンもいます。テーブルにはIbu・ダンナBapak・もう一人の先生・生徒7人とどういうわけかコーディネータのオネーチャンも。作った料理だけでは少ないのでそれ以外にもいろんな料理が出てきました。ただしアルコールはなし。きっと普段の料理教室ではつくった料理だけなんあろうなあ(想像)。大きなお皿を順番にまわしたり、あっちの料理を取ってくださいとかワイワイしながらあっという間に1時ころ。ぼちぼち帰ろうとすると、Ibuが今日はみなさんに迷惑かけたから料金は不要ですと。ヤッター。ヒマつぶしができて、料理も経験できて、おいしい料理もたべて、それでタダなんて!タダという言葉にめっぽう弱いです。
後日談
泊まったホテルもこのレストランも同じIbuがオーナーです。長く宿泊しているのでレストランに招待しますと言われました。う〜ん、こんなサービス聞いたことない。かなりうれしかったです。
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