13.レストラン



今回はすこし長い滞在なのでいろいろなレストランを試してみました。前回はレストランめぐりをしなかったので。それと、ガイドブックの説明が本当かどうか疑っていたので今回はぜひ確かめてやろうとヒソカに意気込んでいました。

カフェ・ワヤン Cafe Wayan
ガイドブックでは知っており前を通って店のつくりもわかっていたつもりなんですが、実際に入ってみると奥へ奥へズンズン入っていけるのです。店の幅にくらべて奥行きは10倍以上あります。夕方に行ったのですがほとんど誰も客がおらず、真ん中あたりの1段高い席に上がり込んで食べました。もちろん、ビンタンビールから始まります。2時間ほどゆっくり食べているといつのまにか客で埋まりました。日本人はチラホラで西洋人・台湾人がほとんどです。また4月14日に夕食に行くと表のケーキコーナーが閉まっておりました。店のネーチャンに聞くと奥のレストランは開いていると。勘違いして帰っちゃう客がいるかも。今度の席はもっと奥にしましたが、意外に客がたくさんで、日本人も増えている気がします。隣にも京都弁の新婚さんがいました。男がカッコイイので料理の説明とか注文・勘定のしかたなんか教えてやらんもんね。
食べたもの 5日
      ナシゴレン・サテアヤム・スープ・ビール・茶
食べたもの 14日
      ナシチャンプル・チュミ(イカの煮物)・ビール・コーヒー
どういうわけか2度も行ったのに写真を撮るのを忘れております。

ミロズガーデン Miro's Garden

ちょっと遅い昼食で2時ころ行きました。状況が悪いのと時間が外れているのとさらに雨が降りそうなのとで客はまったくなし。店の人も姿が見えず。奥へ呼びに行きました、ヤレヤレ。ガーデンというくらいですから緑はタップリでまるで公園の中のようです。店の元ネーチャンはアイソが悪くニコリともしません。昼寝を邪魔しちゃったのかな?すこししてビールが出てきました。おあいそのピーナツも。気が利いてる。そうこうしてるとどこからかニワトリ君がやってきました。どうも客からエサをもらい慣れているようで一直線に寄ってきました。ピーナツをやるとアッという間に消えます。

手前から、イカンゴレン(魚の揚げもの)・ナシチャンプル・サテアヤム
ビールを飲んでいるとポツポツ雨が。店のネーチャンやニーチャンが出てきて奥の東屋に引っ越しだと。案外状況がわかっているじゃんか。テーブルにはビニールシートを次々と広げていきました。料理の味は悪くないです、印象の割には。ただ時間がかかる(丸揚げだったからなあ)ので1人で行くのは避けましょう。

東屋で食べていると今度はネコ君がやってきました。ちいさな猫で顔は三角、とがった耳ですばしっこそうです。こいつもテーブルの下でニャオーと催促しているので、魚をやりました。そうするとニワトリ君が現われクチバシでネコ君をツッツキ、ネコはフ〜〜〜とかニャオ〜〜とか怒っているのですが勝ち目がなく逃げ回ってばかり。そこへ先程の元ネーチャンがやってきて3匹いや1人+2匹の戦いとなりました。ホーキをもって追い回すのですが敵も慣れたもの、スルリとかわしてどうしてもテーブルから離れません。

町の食堂
デンパサールへ買い物に行ったついでにバビグリン(子豚の丸焼き)を食いたいとガイドのタミちゃんに普通の食堂へ連れていってもらいました。どこがおいしいのか、ある程度の衛生状態でないといけないし、こういう時こそガイドの出番です。デンパサール市内の一体どこやら、何という名前なのかわかりません。今度行くときもまたタミちゃんにお願いしないと

こんな店で特徴もなにもありません。店の表のショーケースに切ったバビグリンが並んでいて、得意の指差し注文でOKです。ビールなど飲み物は冷蔵庫から勝手に(いいのかな)出してます。ちょうど昼時で制服きたニーチャン・ネーチャン・オジサンが多く、当然ですが外国人は私達だけです。

左の皿には注文した皮とか内臓とかとごはんが乗っているのですが、右の皿はついてくるそうで、相当に辛いチキンスープです。僕は面倒なのでこのスープもご飯にかけてチャンプル状態にして食べています。3人前+ビール1+グリーンサンド1+ジュース1の合計でRP40000(400円くらい)でした。

チリ・カフェ Chili Cafe
ホテルのごく近所にあったのでつい入ってしまいました。オーナーが日本人だそうで、このあたりのホテル客だけを相手にしているようです。1人のオネーチャンは日本人このみの顔つきで少し日本語を話せます。味はマアマアでしたが、ホテルで知り合ったオランダ人オバサンには好評でした。ウ〜ン、好みはワカラン!
食べたもの
  ツナのラタトゥイユ(これはハズレ)・フライドチキン(これは当たり)・コーヒー
コーヒーは珍しくフィルターで漉したコーヒーもありました。たまに飲みたくなるんです

トロピカル・ビュー・カフェ Tropical View Cafe
モンキーフォレストを東へほんのすこし行った右側にあります。入った奥がライスフィールド(要するにタンボ)が開けています。インドネシアではアヒルをたくさんタンボに放し飼いをしており、このまわりでも数100羽いました。というわけで風向きによってクサイです(残念)。昼食に行ったのですが西洋人ばかり、でも客のいないレストランが当たり前だから、まあマシな店ということでしょうか。
食べたもの。
  クラブサンド・BLTサンド(ベーコン・レタス・トマト)・ジュース
  これでもかというくらい厚いので小さな口ではムリです。

180度全部タンボです。右端の森がモンキーフォレスト、左は何じゃろね。

ラカレケ Laka Leke
かなり大きなレストランなのですが場所が不便なので団体客ばかりでした。それも台湾人が圧倒的で、日本人よりずっとパワーがあります。昼食時にはかならずバスが止まっていました。ここには結局5回も食べに来ることになるのですが、3回目にはウェイターやウィトレスに顔を覚えられました。いつも同じ席に座るので目立ったんでしょう。アヒル料理がウマイとガイド本にありましたが、私には野菜料理のほうがよかったです。Ibu Wayanによると有機栽培しているんだと。
食べたもの
  トムヤンクン・チュミゴレン(イカフライ)・ズッキーニの味噌かけ・ビール
  スパゲッティ・豆腐ゴレン
  イカンバカール(鯛の焼き物)・スペアリブ・ビール
  ペンネ・トムヤンガイ・粥


僕の指定席です。まわりには蓮池がとりまいています。前に座っているのは台湾人でした。

裏のタンボからレストランを眺めています。

パディ・プラダ Padi Prada
モンキーフォレストを東にすこし行った右側にあります。Tropical View Cafeの隣です。2階のほうが眺めがよく風も通ります。味・雰囲気ともにTropical View Cafeに似ていますが、Tropical View Cafeのほうがシンプル。
ここにも台湾人の団体がやってきて同じ定食を食べワイワイ騒いであげくにドッと帰っていきました。
食べたもの
  羊カレー・チキンの甘酢あんかけ・ビール

グリア BBQ Glliya
ジェゴグを隣のダラム・ウブド寺院で聞いた帰りに寄りました。ちょうどパゲルウェシの祭りにあたりほとんど客がいませんでした。前回食べておいしかったので再び、チキンBBQを。味は変わっておりません。あいかわらず骨のまわりは食べにくいです。指をドロドロにしてむしゃぶりついてしまいました。
食べたもの
  チキンBBQ・ビール

テピ・サワ Tepi Sawa
ゴア・ガジャの近くにあり広大な田んぼが売りだとか。ただ、見上げる方向なのでそれほどの広さは感じません。めずらしく広い駐車スペースがあり外国人が遠くからやってくるのがわかります。ガイド本ほどの味でもサービスでもなく今回で失望した唯一の店でした。
食べたもの
  クリスピーダック・チキンと野菜・ビール

バタン・ワル Batan Waru
昼食に寄りました。村のほぼ真ん中にありどこからでも歩いていけます。大きな白壁があり10匹くらいのヤモリを見ました。気の小さいコはダメかも。料理よりヤモリしか覚えていません。
食べたもの
  海鮮フェッチーニ・サテアヤム・ジュース

BBズ・カフェ BB's Cafe
昼食に寄りました。市場の向かい、宮殿の隣です。道路舗装工事中だったのでホコリが激しかったなあ。歩道が目の前で、ベモを待つ人を眺めていました。
食べたもの
  分厚いサンドイッチ・ジュース


学校帰りの女子中学生とか市場帰りのオバチャンが並んでいます。

カサ・ルナ Casa Luna
ジェゴグ前の夕食に寄りました。宮殿前を西へすこし行った左側にあります。右側のカフェロータスに人ごみができていたのでこちらにしました。隣のミヤゲ店ビルが全面ガラスで中のようすをずっと眺めていました。まったく客がおらず、それでも店を開けなければいけないのはツライだろうなあ。それに比べてこの店はけっこう客が入っています。西洋人ばかりでした。
食べたもの
  チャプチャイ・ビール

アンカサ Angkasa
宮殿前の交差点を北へすこし行った左側にあります。イリアンジャヤコーヒーがうまいとあったので。


いかにも喫茶店という雰囲気ですが、窓にはガラスは入っていませんしクーラーもありません。

日本人がたむろしているらしく、店の前には日本語のチラシがいろいろ並んでいました。この時も音楽フリークらしい4人組みがいました。帰りの飛行機が一緒になりましたがどうも短期間の遊びだったようです。

ムンブルズ Mumbul's
宮殿前の交差点を西へすこし行った右側にあります(カサルナの向かい)。表と奥がまったく違う雰囲気です。問題はオネーチャンの英語がツタナク、またまた得意の指差し注文です。。。パパイヤジュースを頼んだのですがないと。しかたないので氷を頼むことにしました。外人相手の店だから、まあいいか。


ガケに張り付くように店がありました。

こんな風に眺めはナカナカです。

これは野菜バーガー、その奥は氷のミックスフルーツかけ、右はBLTサンド

アロマ Aroma
帰国日の夕食にホテルの運転手に頼んで連れていってもらいました。ジンバランのパンシー・プリ・バリのすぐ近くでした。海の家ふうの小屋で海鮮料理ばかりです。同じような店が砂浜ぞいにズラッと並んでいます。店のイケスで魚や貝を選び料理方法を指示します。どれも種類によってキロ当たりの単価が違いますので、僕は当然一番安いのを選びました。高いのは伊勢エビでキロ3500円くらい、僕の選んだ名なしの魚はその半額で塩焼きにして、イカは一番小さいやつを選んでフライにしてもらいます。だんだん暗くなる海を見ながらビールを飲んで料理を待ちます。味は普通で値段はビックリ!現地人の店とは雲泥の差で、決してオススメできません。


夕景色は雰囲気がいいです。

こんな風にテーブルが海岸にそってズラッと。

レストランで
僕がレストランでやっている習慣はこんなものです。
(1)スプーン、フォークを紙ナプキンで拭く。
これは僕が特別に清潔マニアというわけではなく、ジャカルタの現地の友人
から教えてもらったマナーです。グラスもゴシゴシ拭いているのを何度も
目撃しました。バリでもこうだというわけではないですが。
(2)出てきた飲み物に氷が入っていたら、入ってないのと交換してもらう。
最初から氷を入れるなとかビン入りを注文するか、勝手に冷蔵庫からビンを
もってきちゃいますがね。理由は、もちろん下痢予防です(いまだかつて下痢
したことはないのですが)。
(3)勘定はたとえレジがあっても席でする。
これもジャカルタの友人を見習っています。レジまで出かけて支払いをする
のは勘定書に時間がかかるのを知らないからですね。店によっては5分くらい
待つことがあります。
「勘定」をたのむしぐさは世界共通で、手のひらに字を書く、これで通じます。
(4)勘定書はよ〜くチェックする。
ジャカルタでは、数が違う・単価が違う・計算間違い・頼んでないものがある
なんて当たり前です。どういうわけか必ず多いほうに間違います。
指摘してもあやまらずサッサと訂正するだけです。バリでも注意してたの
ですが残念ながらそんなチャンスはありませんでした。

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