会社の先輩と七賢三路/大仁路の近くの呉抄手(四川料理)に夕食をたべにいきました。すきなものをたのんでテキトーに食べたり飲んだりして1時間ほどたち、彼はタバコがすいたくなり店の小姐に、マルボロの空き箱を見せながら日本語で「これと同じタバコがない?」と聞くと「没有(メイヨ)」と普通語でこたえてきました。それでもどうしてもすいたいと言うと、小姐は店をでてワザワザ買いにいってくれました。すぐに帰ってきて彼にマルボロとおつりを渡したのですが、マルボロはマルボロでも種類が違います。普通だったらマーイーヤとなるのですが、彼は社内で有名な自分勝手男で、それくらいでは気にもとめずに「これは違う。ほらこの箱と同じタバコがほしい。」と言いたい放題を繰り返し、また小姐をタバコ屋に走らせます。ヒョットして3度目もあるかと私は期待して待っていたのですが残念ながらウマク見つけて帰ってきました。彼はオダチンをあげて、「謝謝賓麗小姐」と礼をいって、まわりをオドロカせました。あんなにズーズーしいのに、ちゃんと礼が言えるなんて。そこで私は気がつきました。同じことを逆の順にすると、キッとアイツは本当にズーズーしいやつだ、となるに決まっています。彼のやる順にすることが、自分をヨク見せるコツだと。
店名:呉抄手
電話: 7-561-2276
七賢三路で思い出したのですが、七賢路と五福路の交差点というと高雄人でも「そんな場所はない!七賢路と五福路は平行していて交差しない。」という人がいます。確かに、一心路・二聖路・三多路などの数字の通りは東西方向の道路で、どういうわけか七賢路は西端で南に折れ曲がり五福路と交差するのです。説明すると思い出して「アーそうだね」となるのですが、意外に高雄の人は地理にうといものです。
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