スーク探検は次回かな
5.カイロにて その4 ミヤゲ
次にまわったのがミヤゲもの街です。ズラッと並んだ店の多さはさすがで、呼び込みのアンチャンやジーサンもうるさいくらいです。不思議に呼びかけの声は「ニーハオ」が圧倒的で次は「・・・やすいよ」でした。日本人と中国人の区別がつかないのはわかるとしてもなぜ「コンニチワ」がないのか釈然としません。やっぱり日本人はエコノミックアニマルなんじゃろか?とっつかまえてコンコンと日本語のあいさつを教え込もうとする誘惑にかられましたが、仲間がいるので自重。
暑いのでクーラーの効いた店でチャイを飲もうと外人向け高級店に入りました。広い店内が小さく仕切られいかにも喫茶店。熱いミントチャイとアイスクリームを注文しました。洗練された味で、もすこしヒネッタ味を期待してたんですが。もちろん値段も外人価格。
宝石屋・金屋・どの店もマガイものくさく店を決める根拠がないので、商社マン氏に聞いたパピルス屋に入りました。土産もののパピルスに手書きで絵をかいたものばかりを並べてあり専門店です。家のどこにかざるか考えながら大きさをきめて、「これくらいの大きさのを全部みせて」というと店のニーチャンがカウンターの中から200枚くらい取り出してくれます。ザッと見て5枚くらいを選び出してから今度はその中から好みの絵を2枚決めるのに10分くらいかかりました。そこから値段の交渉です。柄に関係なく大きさで値段が決まっているようで、A3サイズで95ポンドといいおり、2枚で150でどうかというと、目をむいて「2枚で180」と即座に答えてきました。商社マン氏はこの店はあまり値下げしないと言っていたので、もうすこしネバッテ「2枚で160」というあたりでようやくOKとなりましたが、150くらいまで下がったかもしれません。結果、80ポンド/枚でした。同僚はこの値段を言ってOKで、値切りの手間を省いていました。この手があったか、他の店でも使えるいい方法だと感心しました。実はホテル内のミヤゲ店の値段を後でのぞくと何と10倍以上の値段がついており、やはりホテル内では見るだけが正しい道ですね。
店名:SUNNY LAND PAPYRUS
住所:68、El Sekka,El−Guedina,Khan El Khalili
TEL:5890647
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