25.おみやげを買う集

サリナ・デパート
ジャカルタにやってきた人がミヤゲを買うときに必ず行く場所は2つあって、1つはブロックMにあるパサラヤ・モールで、もうひとつがサリナ・国営デパートです。どちらも民芸品やバティックが豊富で選ぶのに苦労します。まずはサリナで買ったものを紹介してみしょう。
木彫りのガルーダ
白檀でつくったものもありましたが、好きでない香りなのでパス。黒檀でできたのは値段が高いのでパス。私の買ったのは安い木に色をつけたもの。

木彫りの熱帯果樹
本物そっくりのもあれば、いかにも作り物というヤツも。バナナ・ランブータン・釈迦頭などなど

果物ヨージ
ヨージの頭に果物がついているだけです。インドネシアらしさなどまったくなく、なぜ買ったのか自分でも???

木彫りの鶏かごジーサン
腰巻すがたのジーサンが鶏カゴを開けるところらしいのですが、この鶏カゴもジーサンと一緒に彫ってつくってあり手が込んでいます。

影芝居の人形1
これは皮と牛の角でできていて色をつけたものです。

影芝居の人形2
こっちは木彫り人形に衣装をきせたものです。

パサラヤ・モール
バティックのシャツ
ここでの買い物の話は 6. バティックの柄で。

写真立て
台湾でお世話になった駐在事務所の小姐に。結婚が遅く心配してたのがようやく結婚。

日系デパート
茶器セット
この買い物の話は 18. 中国茶で。

パサール・バルー
小さなバッグ
何を買うあてもなく只ブラついていたら通りのずっと奥、道を越えたところにパサールがあり潜り込んでしまいました。中古カメラ屋とかバッタもののカバン屋とか小さな店がずらっと並んでいて、安いのでついバッグを買うことに。以来ずっと使っていますがまだ壊れません。

キャンデー屋 もう食べちゃってないけれど、キャンデーをあしらって花カゴにして贈るんです。宅急便で日本に送ったら送料のほうが高くついた。

スマトラ通り
骨董店街ですが金属製品ばかり(硬貨・ナイフ・羅針盤・・・)でしかもニセ物がほとんどで有名です。ほとんどどの店も同じような品物ばかりを並べています。上司のお供で行ったのですが結局何も買わずに帰っただけ。ある店の裏でオニーサンが銀色の皿を磨いているのを見掛けました。磨いているのか古ボケさせているのかは判然としません。僕の勘ではニセ物作りの現場です、キット!

スーパーマーケット
近所のスーパー・Golden Truely(今はない)でみやげものを探しました。僕はいつでもスーパーかコンビニであさることにしています。市場だと生ま物ばかりですから。
買うのはもちろんインドネシア製品ばかりですので???というものも。
チューブ入りハミガキ
緑茶の葉
ビン入りのサンバル(辛い)
カレー粉
何かわからない香辛料
アヤシゲなお菓子

空港で
チェックインしてから空港内でヒマを持て余し免税店を探検してたら変なものを見つけました。海産物を並べてある店なのですが、薬もあるんです。そう、美容にいいとか、精力増強だとかアヤシイ薬が。フカヒレと増強剤が並んでいるのは納得するようなしないような。結局買ったのは、「マデイラ特産の女性用○○昂進棒」初めて目にするものだったので店員のニーチャンに用途と使い方を聞くと、ニヤッとして教えてくれませんでした。
そういえば、バリ島の空港にも薬売りがいたなあ。

空港のイミグレで
これはミヤゲを買うんじゃなくて取られるお話。
昔はよくイミグレーションでボールペンなどをにぎらせてサッサと通してもらう、なんてことがあったのですが現在はそんなことありません。ボールペンが現金に変わったというだけですが。私のこれまでの成績は1勝1負1分けです。
[勝った例]
ビザの切り替えにシンガポールへ出る時のこと。ニーチャン係官がパスポートのスタンプを指差しながらわかりにくい英語でなにやら言います。どうもスタンプの有効期限が切れているから目こぼしの金をよこせと言いたいらしい。まだ1日余裕があるのを知っていたので、声を荒げてまくしたてました。「お前この日付がわかるか、○月×日だろ、明日まで有効じゃないか」同じことを3度ワメイて無事通過。
[負けた例1]
正月休暇に遊びに国外へ行く時のこと。係官が私のパスポートを広げながら小声で何かつぶやきました。ハハ〜ン、お金をせびっているな。クリスマス前とか正月前、ラマダン期間中などはタカリが横行します。話は聞いていたので、ポケットの中の1ドル札を2枚だけ指先で勘定して出しパスポートに乗せると不満げな顔をします。もちろんたくさん持っているのですが上限は10ドルと決めて小出しにすることに。1ドルだけ抜き出して足すけれどもまだのようです。そこで別のポケットから小銭を出すとイヤーな顔をしてスタンプを押してパスポートを返してくれました。でも、ここで気を抜くとあとでヒドイ目に会います。そうです、スタンプの日付です。イヤがらせに間違った日付にされることがあるので、ヨ〜ク確認しないと。確認したぞ、という風にパスポートを振ってみせておしまいです。しめて3ドルの出費でした。
[引き分けの例]
正月休暇に遊びに国外へ行った帰りの時のこと。係官がなにやら難しい顔をしてブースを出てきて事務所に行けと。あら1段階抜けて別室送り?こちらはヤマシイ所がないので胸を張って付いていくとそこに親玉が待ち構えていました。1対3です。係員の説明は要領をえずサッパリわかりません。親分が説明してくれて始めて状況を理解しました。私のビザは正規にとったものでちゃんと警察のスタンプもある。問題はシングルビザであることで(私はマルチだと思っていた)今回の出国でビザは切れたと。従い、観光目的なら入国を認めることはできるが業務目的では認められない。う〜ん困った。困った。と連発してたら、
親分「お前は何という会社で働いているのか?その事務所はどこにあるのか?」
私 「○○です。事務所はタムリン通りにある。」
親分「事務所が市内なのにどうしてスタンプしてある警察はボゴールなんだ?」
私 「お客がボゴールの近くにあってそこの仕事だから」
親分「お客とは?」
私 「××です。ボゴールの近くの△△に工場があってその建設工事をしている。」
  ・・・・・
とまあ、いろんなことを聞かれたあげく
親分「OK,今回だけビザを発行するから次回から注意するように。このビザは30日間の有効期限とするからそれまでに出国すること。」
お〜〜やったあ。いい親分じゃないか、金もせびらないし。客の名前を出したのが効いたのか何がなにやらわからないけれど解決です。親分に握手して別室を出てくると、あたりにはもう誰もいません。一人寂しく税関を通り抜けました。
[負けた例2]
同僚で同じくシンガポールへ出る時のこと。イミグレでオミヤゲと称して金をせびられると聞いていたのでポケットに用意していた。予想通り「オミヤゲ、オミヤゲ」と要求され(彼らはオミヤゲをプレゼントと考えているようです)ポケットから出すと何と100ドル札。見せてしまったので泣く泣く渡したそうです。反対のポケットには10ドル札を入れていたそうですが。私はいつも、右のポケットに小銭、左に札と決めているのでこんな間違いは起こさないのです、エヘン。

プンチャで 11.プンチャPunchakのレストラン で紹介したPunchakへの道には土産物屋がずらっと並んでいます。何しろボゴールの近くですから果物屋が一番多いのも当然です。帰り道でうまいマンゴーを買いたくなり車をゆっくり走らせてもらって店先の果物を見るのですがありません。しかたないので下りて聞くと、もう季節は終わったのでこのあたりにはないと。ジャカルタのデパートかスーパーに行けばあるかも知れないそう。結局何も買わずに帰りましたが、旬の季節は事前に調べておこう!

果物を密輸 インドネシアとか台湾だけでなく海外から帰国したときに「野菜・果物・肉など持ち込めませんよ」と聞かされるのですが、どうしても持って帰りたくて一度国内の空港税関で質問しました。「台湾からマンゴーを持ち帰ってはダメと聞いているけど、じゃあ他のどんな果物ならOKですか?」職員はわざわざ自分の事務所に戻り、規定をコピーしてくれました。果物ごとにOKな国のリストなんです。台湾からはパイナップルとバナナだけ。職員の説明では「熱帯からは基本的に果物は持ち込めません」がっくりきました。
じゃあ奥の手しかないか。
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