50.アラム・サンティ Alam Shanti
今回の訪バリの目玉は前回に見つけたアラム・サンティに泊ってゴロゴロすること。さてどうなったのでしょうか?
アラム・サンティは昨年できたばかりのごく小さなバンガローで現在は6室(来年には8室)しかありません。JIWAは大半が日本人客で占められ、国内のHPでも結構情報を見つけることができます。INDAHは逆に日本人は数えるほどで、情報ははるかに少ないのです。で、その2軒の間に位置するSHANTIはどうなるのでしょうか。JIWAとSHANTIの両方の責任者である老コマンさんと少し話をしました。JIWAはフレンドリーなスタッフだが、INDAHはずっとPOLITEなスタッフだと。SHANTIはまだどうなるかわからない、との事。客がどのようなのかともあいまって次第に決まっていくのでしょうね。こうしたいというホテル側の希望とは別に。現在はSHANTIについては一切の宣伝はしていないそうで、口コミやリピータだけでほぼ満杯の状態だと。
ニュークニン村の道路から入る小道の角で昨年からずっと工事してる建物があり、老コマンに聞くとあれはスパを建設中だと。総2階建てでなかなか立派なものになります。来年営業を始めたいとのことだが、さてどうなることやら。何しろバリですから(笑)
アラム・サンティの全体(2005年)
アラム・サンティの全体(2007年)
新しいビラが1棟完成し、角のSPAも営業しているそうです。(2007/5/12)
泊ったのは最も広い2部屋のうちの2階です。部屋名はGangaといいます。
タンボと川に面したテラス
テラスは広く、丸テーブルと上のソファがあります。
広いクローク
半分屋外のシャワースペース(結局使わなかった)
バスルームは広く眺めはいいのですが、夜はカーテンを閉めないとね。
洋式トイレも含めて全部大理石貼りです。
子供用ベッドとクローク、奥はトイレ
メインのベッド。夜はファンでも寒いくらいです。
夜の明かりで屋根裏はこんなにキレイ
トイレへの扉の上にはカエルの石像が
プールは子供用の浅いのもあります
部屋からプールを見張ることもできます
この写真は早朝に撮ったのですが、この後プール横の東屋からオジサンが現れました。夜間のガードマンが東屋で寝ていたんです(笑)オイオイ、ちゃんと仕事してたんだろうな?どこのホテルも実はこのようにガードマンを雇っています。
Alam Indahの方向を望む
木の間からタンボが見えます
アラム・ジワでは木々がもっとマバラで眺めは開けています。
テラスから日の出がみえますが、アグン山は木がジャマで見えません。
Gangaに泊ってみて、すごくキレイなんですが、2人には広すぎます。家族用なんでしょうね。値段は1泊125$++ですから。他の部屋ならこの半額です。たまにはいいか、というのが結論でした。天井が構造上どうしても外部とツーツーなので蚊がやってきます。そのためベッドの蚊帳は飾りではなく必需品です。電子ベープも置いてありますがさらに蚊取り線香も毎晩配ってくれるのも雰囲気が出ますね。虫は絶対にイヤという方にはお薦めできない部屋です(他の部屋はそんなことはないです)が、テラスからは朝晩にリスの生態観察ができるのもオマケです。
実はここだけの話ですが、泊まって3日目の朝に部屋の真ん中の床(大理石)にゴミのようなホコリのような、はたまたフンのようなものが落ちているのに気がつきました。天井が外部とツーツーなので多分コーモリか鳥ではないかということでその日は無視してました。当然、毎日の掃除でキレイサッパリしてくれています。翌朝もまた同じ場所に同じようなものが。そこでようやく家内と2人合点しました。「ゲッコーだ♪」声は聞こえないかったのですがそうに違いありません。そこでフロントに電話。「もしもし、部屋であるものを発見したんだけど見にきてくれる?」「一体何なんです?」わかっているけど「イヤ〜説明できな〜い。とにかく部屋に来てよ」「わかりました。すぐ行きます」
3分もしないでオニーチャンがやってきました。床のフンを見せて、「ホラ、こんなのが毎晩落ちるんだ」「あ〜これはゲッコーですね」「どうしよう?」「竹の棒があるのでオッパライますか?」「でもまた来るし、せっかく虫を食べてくれるからかわいそうだし」と3人とも首が痛くなるほど天井を見てたら彼が見つけました。「ホラホラ、一番上の板の横にヘバリ付いてる」それでもわからないので、僕の荷物からレーザーポインターを出してきて「これで示してよ」「OK、ほらココ」あ〜〜〜ついに発見、ちっちゃな茶色のゲッコでした。あんなちいさなヤツが毎晩あれだけ多量のフンをするのかい?ということはそれだけたくさんの虫を食ってるんだ!
結局、カワイソーということでそのままにすることに。どうせベッドには天蓋があるし。鳴かないなら気にならないし。
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