49.ジョゲッに行きたいんだけど
昨年はなぜかジェゴグが気に入って2つも見ることになったのですが、今回はちょっと下調べをして、「ヤマ・サリ」「スマラ・ラティ」「サダ・ブダヤ」「ティルタ・サリ」を見たい!なんてゼータクな欲望にかられておりました。
「ティルタ・サリ」は例のユリアティちゃんが出るといいなあなんて家内に言うとフフンと鼻で笑われました。とにかくミーハーなんだも〜ん。NHKの語学番組のビデオもとったことだし。それはともかく、グータラな僕にはもうすでに2つの宿題があるので、これは絶望的な欲望でした。時間がない、面倒でやる気がない、ヤマサリは公演そのものがない、とないないずくし。
結局、行ったのは2つでした。「スマラ・ラティ」「ヨワナ・スワラ」です。
今回の話は「スマラ・ラティ」でのこと。
今日は眠たいので、ここまで書くのでセイイッパイ。 出は股。続きはこんど。
ひえ〜〜〜、眠いといってもあんまりな誤変換...恥ずかしいけど上の行はそのままにしておきます。(200/8/5)
手元のガイドブック「まっぷる」についてるウブッのダンス公演スケジュールを見ながら、ホテルのニーチャンに「今晩のダンス、スマラ・ラティを見たいからスケジュールを確認してくれる?」と言うとその場で電話して確かにあるとのこと。場所も予定通りのデサ・クトゥ寺院だと。7:30から始まるので7:00につくよう送ってもらい、終わったら食事にダラム・ウブド寺院近くのグリヤBBQへ送ってもらい、食事が終わればホテルに電話するのでピックアップに来てね、とお願いしておきました。
さて時間になるとホテル前の車に乗りこむと、いままで見たことのない若い運転手君でした。「クマナ?どこへ行くの?」と聞くので「デサ・クトゥ寺院でジョゲッを見に行く」と答えるとOKとのこと。どこへ行くのか聞いた時点で疑問に思うべきだったんでしょうね♪
ハヌマン通りからモンキーフォレスト通りに入ってパサールで曲がってズンズン東へいき横道を左へ曲がっていきました。確かもうすぐ近くに寺があるはず。ところがそれらしい場所に出ません。運転手くんは途中で通りがかりの人に「ジョゲッはどこでやってる?」と聞いてくれると、まだずっと先のほうだと。ウン?そんなことないんだけどなあ? 行けども行けどもますます寂れた場所になりタンボが広がってきました。もうこれはイケマセン。どう考えてもここはジュンジュンガン村への途中のハズ。「お〜い、道を間違ってる!こんなに遠いハズはない!来た道を戻ってよ」彼も自信がまったくなく、アッサリ引き返しました。暗い道を戻っていくと、先に車が群れている場所がありました。お〜ここに違いない!運転手君も嬉しそうに「ここでジョゲッやるの?」と道で案内してる人に聞くと確かにここはデサ・クトゥ寺院。すこし遅れたけど、15分前でよしとしよう。ありがとうね。ジョゲッが終わったころに迎えにきてね〜とお願いして僕達は会場に。
赤○が目的の会場で青い線のように行ったのでした。通りを1つ間違えたのが原因でした。なんで外国人のぼくのほうが詳しいんだ?
寺の前で買った切符です。サレン・アグン宮殿のほうに練習スタジオがあるそうです。
会場の客はほとんど日本人のようです。
偶然にすぐ横の席に知り合いの代理店のガイドさんがいて、すこしおしゃべりをしました。ヌサ・ドゥアからお客をつれて1日ウブド観光し最後にダンス見物だとか。帰ると11時をすぎるとか、よく働くなあ。
ジョゲッが始まると、どうも演奏の身振り手振りが大袈裟で鼻につくのです。家内に言うと同感だとか。正面の席では前の人がジャマで見難いので脇にあがってみていると、一番前の端にすわっていた楽団関係者のオジーサンがわざわざ後ろから椅子をもってきてこれに座れと。ありがたく座って写真をとったのがこれです。
リーダーであるアノム・プトラ氏のバリスが始まると、一変して緊張感のある舞台で、写真をとるのも忘れて見入っていました。あれはスゴイです、今まで見た中で一番です。
全部終わってからダンサーとバロンが写真サービスのため舞台から降りてきてくれました。並んで写真を撮らせてくれたりします。
帰る前に、椅子を持ってきてくれたバパッにお礼を言いました。「マカシ、バニャッ、バパッ」「サマサマ」
うろうろ道に迷ったジョゲッでしたが、内容は大満足でした。
会場を出ると迎えの車がゴッタガエしていましたが、今度は運転手君はすぐに僕達を発見してくれ、無事夕食のレストランへ出発。
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