43.デンパサールでお買い物
一度は買い物ツアー(そんな大層なものじゃないんですが)に行くことにしており、今回は、ホテル移動の合間をぬって半日だけのお買い物。何を買うかよりどこに行くかが成功と失敗の分かれ目のようです。
今回はこんな予定をたててみました。
@デンパサール市内のローカル食堂で昼食
Aクロボカンのボタン屋
Bうまいコーヒー豆屋
Cスーパーでお菓子
Dワイン醸造工場
実際にはDは中止、Cはウブドへの途中バトゥブランで立ち寄りましたので、@〜Bだけがこなせました。途中の移動でも結構な時間をくいましたから。
ローカル食堂
どうしても市内のローカルな食堂(安い!ウマイ!)に行きたくて、いろいろ事前調査をしました。ガイドブックなどあてになりません。こういう時はネットは本当に便利です。denpasar restaurant などいろいろな単語で検索すると、こんなのが見つかりました。
Bali Restaurant Guide
ここには僕の希望するデンパサール市内の食堂はありませんでした。残念
デンパサール情報
紹介されている店の数は少ないけれど、僕には役に立つ(他の人にはどうかなあ)HPです。
レストラン・ワルン
ここも極めてローカルな店を紹介してくれています。
Denpasar Rumah Makan
タイトルは「デンパサールの食堂」お〜これだこれだ! でも名前と住所・電話だけで何が売り物か評価も一切ありません。これは使いズライなあ。
ということで、次の3軒の候補にしてあとは当日の気分で決めることに。
1)Siobak Singaraja バリ北部シンガラジャ料理の店
2)Asih ナシ・チャンプルがうまい
3)Warung Satria ここもナシ・チャンプルがうまい
タミチャンはともかく、ミチコさんはお嬢さん(元?)なので僕が行くような大衆食堂は経験がなさそうで、ちょっとしたプレゼント代わりです。どんな店(レストランなのか食堂なのかも含めて)に行くのかはまったく知らせないでおきました。
当日あらわれたのはタミチャンでなく別のガイドさん、アユチャンでした。なら、Siobakは今回はパス。だってタミチャンならシンガラジャ出身だから。AsihがいいかSatriaがいいかアユチャンに相談するとSatriaのほうが面白そう。
市内ルノンの街スパに現れたアユチャンといっしょに、まずはミチコサンをピックアップしに代理店社長の家まで。まっさきに出てきたのは大きなワンチャン2匹(ジローとリッキー)つづいてミチコサン。何度もメールのやりとりをしていたのですが、会うのは初めて。挨拶もそこそこにサッサと食事へゴー!
Warung Satriaは前日に買ったバリ・アトラスにもチャ〜ンと載ってます。ただ、ネット上の情報やアトラスでは住所がJl. Kedongdong 11 でププタン広場から北へ500mくらいなんですが、店でもらったレシートには違う住所が書いてありました。ウ〜ンどっちがホントかなあ。その気になった方は電話で確認して下さいね。
レシートでは
Warung Satria
Jl.WR.Supratman 254
0361-464602
ここまで書いていて、ネットでもう一度チェックすると、おやおや、どちらも正しいことがわかりました。実はSatriaは支店を出していて本店も含めて3軒もあったのです。
Warung Satria Satria II Satria III
Jl. Kedongdong 11 Jln. Blambangan 65,Kuta Jl.WR.Supratman 254
--- --- 0361-464602
そんなことアユチャン言ってなかったゾ。
ともあれ、アユチャン・ミチコサン・運転手君・家内と僕の5人で入ると想像してた以上に広く天井も高く気分いいです。例によって店内にショーケースがあってチャンプルの具を選べるようになってますが、メンドーなので5つ注文!飲み物が難航しました。ミチコサンは来たことがない、というのでアユチャンと相談しながら珍しいものを選ぶことに。
ナシ・チャンプル:5ツ
エス・ダルマン:1ツ。 何かの葉っぱのゼリー(緑色してます)と白いゼリー
エス・チャンプル:1ツ。 派手な色したゼリーやタピオカなどいろいろ
エス・ジュルッ:2ツ ミカンジュースですね。
エス・テ:1ツ
ファンタ:1ツ
アユチャンお薦めのエス・ダルマンは見掛けは海藻ゼリーのようで本当にウマイの?という顔してます。当然僕が最初の犠牲者に。緑色したヤツをスプーンですくって食べると、マズくはありません。でもウマイか?というと...(無言)家内も食べ、ミチコサンも食べ、あげくに3人に意見は「もう注文しない」でした。最終意見はアユチャンに。「これは甘さが足りない。もっと甘いとオイシイ」出た〜〜甘甘攻撃!これを真に受けるととんでもないベタ甘なのを食べるハメになっちゃいますのでご用心。
このエスの話題でもちきりで、肝心のナシ・チャンプルの味はまったく覚えておりません。
ミチコサンといろんな話(仕事やコスや...)してたおかげで、写真をとるのを忘れていました。紹介できません。
食事がおわって、ミチコサンはまた仕事なので車で送りました。またまたジローとリッキーがお出迎え。なごりおしいですが、サヨナラです。また来年、サンパイ・ジュンパ
次回はきっとSiobakにつれていってシンガラジャの内臓料理を食べてもらおう!
ボタン屋
次の目的地はバリ・ボタンBali Buttonです。場所はクロボカンなのですが、要はボタン屋さんでミヤゲ屋ではありません。日本のボタン屋というと、壁一面に天井まで小さな引き出しがあっていろんなボタンが入っているのですが、さすがバリ。スペースはたっぷりあるので、ショーケースに直径20cmx高さ10cmくらいの透明ケースに入ったものをズラ〜ッと並べてありました。
写真の紹介はこちらJJバリ・ボタン
この店の攻略方法:あまりに膨大な種類なので、まずは全体にどんなものが並んでいるかを掴み、それから気に入るものを探すようにしませう。
これはと思うものをショーケースから抜き出し、色違いがあれば並べておき、最後にもう一度、いる/いらないを決めました。イヤ〜大変です。何に使うのか?そんなこと、考えていたら買い物なんかできません!
戦利品その1
貝細工のボタンが多いです。平均すると2000RP/個ですからビックリ値段です。
戦利品その2
左は髪のゴム止め、右は貝細工のカンザシ
戦利品その3
イカットに貝殻飾りしたベルト
レシートはこのようになってました。
品名 番号 個数 単価 値段
ボタン 3227 10 450 4500
ボタン 3008 20 500 10000
ボタン 1064 10 1700 17000
ボタン 2085 10 2600 26000
ボタン 1003 10 3000 30000
ボタン 1072 10 3000 30000
ボタン 2641 10 1400 14000
ボタン 1301 10 1400 14000
ボタン 3159 10 650 6500
ベルト ---- 1 50000
ゴム止め ---- 2 5000
カンザシ ---- 1 6000
大ボタン CK 1 35000
ブローチ ---- 1 1500
合計 235000RP
店員のお嬢ちゃんが1種類づつビニールの小袋につめ、それぞれに番号・個数・単価を書いたシールを貼ってくれました。すごく整理しやすいです。その間は店のオバチャンのいるカウンターに座って待ってました。キョロキョロしてると、カウンターの上に母娘3人の写真があったので聞くと、母親らしき女性は目の前にいたオバチャン、横に立ってたのは娘さんとのこと。写真よりズット奇麗というとニッコリ。値段のつけかたを見てると、まともな値段のようなので、値切らず支払いました。
バリ・ボタンのHPを今になって読んでみると、ボタンの卸し屋さんでした。注文はボタン1種類あたり1グロス(144個)とありましたが、この世情ではそんなことコダワッてたら商売にならないので、1個でも売ってくれるでしょうね。
コーヒー豆屋
最後はコーヒー豆を買いに。今まで土産屋で買ったバリ・コピ(粉に挽いたヤツ)ではおいしいのに当たったことがありません。きっと棚ザラシになってる期間が長いのでしょう。そこで、今回は豆を買うことに。ネットで見た情報では、デンパサール市内においしい豆屋(クプクプ印)があって、試し飲みもできるんだとか。アユチャンにコーヒー豆屋に行きたいとだけ言うとそれだけで、ガジャマダ通りの店 Bineka Jayaに連れていってくれました。後で「地球の歩きかた」を見ると載ってました。
店に入ってニーチャンにコーヒー2杯というと、「ダンナ、もう4時をまわっているので飲むことはできない」ありゃあ、4時10分。目の前には西洋人のカップルがウマソーに飲んでます。チクショ〜〜〜。みなさん、必ず4時までに来るようにしましょうね。
しかたないので、豆だけ買うことに。紙袋に入ったコーヒー(豆のも粉のも)左側の棚に並んでおり、バリ産は避けて、スマトラ産にしました。店員はトラジャもいらないか?ウマイぞと。昔にトラジャ産で失敗したのでこれもパス。スマトラ産豆 200g 22000RPでした。僕が買ってる間にアユチャンもしっかり買い物してました。こちらは店の奥にある大きな缶から量り売りでした。
事後談:家で豆を挽いて試してみたのですが、これがウマイというか僕の好みでした。いつも飲んでるのと違いがわかりません。煎ってからどのくらい時間が経ったのかわからないような土産屋では買わないようにしようっと。
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