201.えっ新型インフル?
出発まで1ケ月以上あるのに、ガルーダ航空から電話がありました。(いい話題のはずがない)
すっごくすっごくカワイイ声で
「予定のフライトがキャンセルになりまして、同日の名古屋便ではどうでしょうか?」
すっごくすっごく不機嫌な声で
ええ〜〜〜 一体どういう事?
「新型インフルエンザの影響で旅行客が減り、減便となったのです。」
「お客様の場合は運悪く往復とも減便にあたってしまいました。」
「名古屋便なら同日で手配できますし、交通費も負担いたします。」
あ〜そういうことだったの。でもバリ観光客が減ったなんて聞いてないけど?
きっと営業が右利きじゃないんで減便し、その言い訳とお察しいたします。
とはいえ、減便になっちゃったのならしかたないか。
カワイイ声の持ち主にゴネてみても始まらないし。僕はいたって心やさしいオジサマなんだから。
でも「名古屋なんて死んでも行かんよ」と思わず言っちゃいました。(それをゴネルと世の中では言う)
「あ〜そうなんですか、では予定を早めるか遅くすることはできるでしょうか?」うんそう来るだろうなあ
せっかく空いている曜日を選んだのだけど、1日早くすることに。
「それでしたら、往復どちらもOKです。 Eチケットでお送りさせていただきます。」
でもねえ、宿泊するホテルは1年前から予約しないと取れないのよねえ...とツブヤいてみる。
(でた〜 野村監督のツブヤキ攻撃!)
「ホテルのキャンセル費用や新しく予約しなおした料金との差額は負担させていただきます」
そうこなくっちゃ。 で今よりもっと高い宿代だとどうなるの?
「1人あたり1万円までガルーダで負担します」
ということは、1部屋5000円の予定だったら、2人で2万5000円までOKなのぉぉぉ?!?!
これは言葉にはせず、しっかり胸の内に。(そんなウマイ話はない)
さて、ガルーダが落着したので、次はホテルです。早速予約の変更をしないと。
−−−−− 明日に続く −−−−−
で、ホテルの予約変更の結果は...
ガルーダがこんなことになっちゃって、宿泊を1日早めたいんだけど?
どうせ混んでるから、部屋のクラスも宿もどこでもいいよ、とお願いしたのですが
数時間後に
「申し訳ないのですが、Alam Indah, Jiwa, Shanti の3つとも予約満杯なんです」
「プンゴセカンにあるKebun Indahなら1部屋空いてます。」
あ〜それでいい、それで。とっとと決めないと。
「値段は1泊65$++で、朝食とアフタヌーン・ティが なんたらかんたら」
え〜い、そんなこと聞く耳もたんわ! どうでもいい!
という短いやりとりで、これも決着。
でも、なんかモヤモヤした不安が。
これからまだまだ問題が出てきそうな予感...
−−−−− 出発前 −−−−−
実はモヤモヤした不安は大当たりでした。
出発の前日に電話がかかってきて、親父の調子が悪いので病院につれて行くことに。
エ〜〜〜〜〜〜〜〜〜 そんなぁ..... (行けないかも...)
病院でいろいろ検査(あっち行けとかコッチ行けとか)したあげくに
大したことはないこと判明。神経性の胃炎らしい。
う〜ん、気の小さいのは昔からだからと納得。(あの親にしてこの子は一体どうした?)
というわけで、一晩たったら心はもうバリ島。
親父、たっしゃでな
−−−−− 旅行中 −−−−−
213話で書きましたが、今回の滞在中はサンザンでした。
天気はよくないし、家内はカゼひき、僕は....
バリの神様は、親父をおいてきた2人にお怒りのようです。
−−−−− 帰国して −−−−−
旅費の清算をすべく、レシートを整理してGAに送りました。(このHPの紹介もつけて)
すると、カワイイ声の持ち主からメールが届き
清算は少し遅れるけれども間違いないとのこと、さらに
「ブログ、拝見しました(笑)
まさかあのやり取りが・・・って感じですが、少しでもガルーダの印象を
良く思っていただけたのなら幸いです。
あのような内容の御連絡を差し上げる時は申し訳ない気持ちでいっぱいで、
ドキドキしながらのお電話なんですが、いただいたお言葉は私にとってもすごく励みになりました。
ありがとうございました。」
空港のどのカウンターでも慇懃無礼というか、とってつけたような笑顔と空疎な会話。(忙しいもんね)
事務的内容しか交わさないのですが、今回ばかりは見直しました。
クールなウェイトレスや怖そうな警官が子供や老人相手にはニッコリ相手しだす、あの感じ。
(あ〜 ということは僕も老人の仲間入り確定?)
−−−−− 最後に −−−−−
少し遅れましたが9月になって、ガルーダより振込みがありました。
宿1泊分、確かに受領いたしました。
−−−−− この項終了 2009/9/22−−−−−
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