台湾119. 爺さん生きてるか?


せっかく台北に来たので、老朋友にホテルから電話しました。
「もしもし」
これだけで僕とわかります。日本語で電話してくるヤツは他にいないので。
夕食を一緒に、奥さんも必ず一緒に、3人で食べようと約束しました。
前回(5年前)はホテルまで来てもらったのですが、足が悪いのを知っているので
爺いの家まで行くことにしました。


今回の店は「饗宴」、前回の店の隣です。爺でも歩いて行ける距離なのです。
       信義区松徳路64号
       8788-2376
       客家菜・川菜
       

どうせ支払いは爺がするに決まっている(年寄りに恥をかかせてはイケナイ)ので
最初から、注文と支払いはまかせた、と宣言しておきました。
奥さんはわかっているのか、爺の放し飼い。
アーでもない、コーでもないと注文している図です。


3人でこの量は多すぎます。ですが、これは爺の心使い、ありがたく。
      奥から順に       タケノコと何かの炒め物
      イカとアスパラの炒め物
                  鶏と白菜の酢和え
何かのスープ
      豚肉と野菜の味噌炒め
                  白菜スープ
もう1品は何だったかな?

今回は爺に負けない手を用意しました。膝関節が悪く、すでに2度も手術して今日も注射をしてきたと。
なので
     「病気見舞い」
これを爺が注文に行っている間に奥さんに渡して、密密だよと。
敵もさるもの。爺が戻ってくると奥さんは早速ご注進、こんなのもらったよ。
爺は封筒をジッと見つめ、すこし経ってから、ありがとうと。
              どんな言葉が渦巻いていたのか♪
病気をしたら、お見舞いするのは日本も台湾も同じです。
              どうだ、マイッタか。
奥さんはここで、ビールを注文しました。
3人で「乾杯」 いえいえ、それは勘弁して下さい。3人とも「随意」で。
昔は紹興酒をカンペーしたものですが、ビールでも無理です。

爺はもう82歳になりました。奥さんはまだ76歳。僕は66歳
老いては子に従いなさい、というと、私の子供じゃない、と切り返され
まだまだ死なないなぁ、このクソ爺ぃ♪