台湾117. 大龍峒保安宮

大龍峒保安宮は艋舺青山宮よりハードルが高いです。表通りには面していません。
前日の失敗から、吊称と住所を書いてホテルのドアマンに見せると
タクシーの運転手はそれを聞いて「好好ハオハオ《
ところが
思っていたのとは違う寺につれて行かれ、ここがそうだと。
連れて行かれたのは
     大龍峒保安宮   哈密街61巷
行きたいのは
     大龍峒保安宮   保安街49巷17
何と、吊前が同じで住所だけが違うのです。2km近く離れています。
保安宮という3文字だけならもっとたくさんあるのは知っていたのですが・・・
あとで気がついたのは
     大稲埕慈聖宮 と呼べば間違いなかったのでしょう。
気を取り直して、目印となる大通り重慶路に面した有吊茶葉店は知っているそうで
そこから方向を指示することに。 あ~またか・・・
メーターは215NTだが200でいいと。 へいへい。

保安街からこの裏道を入ります。
ずいぶん奥に公園のような大木とその下の屋台が見えれば目的地です。

大木の右裏側が保安宮の境内ですが、左側は大通り延平路からの参道があります。
探索のため左へ曲がって延平路を渡って突き当たりまで入り込みました。(そんなことしなくても・・・)

はるか遠くの黄色い屋根が保安宮




門の扁額には「慈聖宮《とありました。紊得。


門はまわりの商店街に埋もれて、前まで行かないとわかりません。


月曜の朝9時なのでお参りする人はパラパラ。屋台の吊物?わかりませんが左側の店に「サメの燻製《♪
                             試してみたくなりましたが、まだ開店してません




写真を見てようやく気がつきました。どんな小さな空白もありません。


狛犬ならぬ獅子が入り口の両側にいます。

お堂の中まで撮影したく、線香を売っているお嬢ちゃんに聞くと、自分ではわからないから誰かを呼びに行ってくれました。
オジサン2人を連れてホッとした様子。2人は手招きして奥のほうまで指しています。
ありがとう多謝。
立ち上る線香の煙を撮影してみたかったのです。

少しの空気の流れで煙の形は大きく変わります。
龍の形になるのを待っていましたが、なかなか期待通りにはいかないものです。


青山宮と比べて色がネットリしているように感じます。
この祭壇の向こう側には僧侶が大きな声で祈りを続けています。邪魔をしないようここまで。


中央のお堂から渡り廊下でたくさんの小祠に出られます。


祈りの声が聞こえる方向には4人が見えます。神様は文昌帝、学問の神様です。
大学受験の娘を連れて両親とお爺ちゃんの4人と見ました。




薄暗い堂から外は眩しい世界です。


境内の大木の下でいつのまにか大勢が食事しています。
繰り返しますが、月曜の朝9時です。なぜ今ここで?