台湾116. 艋舺青山宮
前回の台北旅行では龍山寺・行天宮・文昌宮の3箇所を見物したので
今回はより下町っぽい宮をめぐることに。
「艋舺青山宮《は龍山寺の北側約300mの古い下町で観光客はほとんどいません。
タクシーの運転手に地図を見せても要領を得ません。
ここでようやく気がつきました。
殆どのタクシーはナビを頼りに運転していることに。
住所を伝えるとナビに入力して音声ガイドに従うのです。なので地図を読むのが苦手です。
で
僕の乗ったタクシーにはもよりの龍山寺まで行かせて
そこから右へ曲がれ、まっすぐ行けと指示してようやくたどり着く始末。
左の門をくぐってすぐに青山宮があります。
幅はあまりないですが奥行きは結構あります。
入り口脇に線香と紙銭を並べた台があって、そこのオバサン(オバサンをオバサンと呼んではいけません)
何歳だろうが 小姐シャオチェ と呼ばないとヒドイ目にあうかも。
日本でも、必ずオネーサンと呼ぶでしょ?
小姐にカメラOK? と聞くと、「撮影していいです《と日本語が返ってきました。
こういう場合はおしゃべりするチャンスです。話たがっているのがわかります。
まずは無難な話から
この寺は古いのですか?
「150年くらい前からあります《
龍山寺と比べてどちらが古いのですか?
「龍山寺のほうが古いですが、こちらは道教の寺で違います《
行天宮に行ったことがあるのですが、こことどう違うのですか?
「ここは線香や蝋燭を買う必要はありません
神様に、お金持になりたいとか、健康になりたいとか、お祈りするだけです。
それで願いがかなったらもう一度ここに来て、神様に感謝しお礼をすればよいのです。
受付で領収書を書きます。
・・・
とまあおしゃべりは続きます。どこの国のオバサンもシャベリたがりなのです♪
奥には池と、3階までのお堂があります。なぜか写真を撮るのを忘れていました。
なので、周辺の萬華探索をして話題のツナギに♪
交差点の古い建物を撮影したのですが、後になって、その隣のビルの屋上に気がつきました。
屋上に椊木が頭を出しているのです。
その向かい側のバイク修理屋ですが、3階がやけに低いのです。
元々2階建だったのを1階増築したのでしょう。台湾ではよくあります。
店先に大量の椊木鉢が並んでいます。よく見ると2階の窓外にも。
ささやかでも「自分の緑《がほしいのです。
写真の左端をよ~く見ると「大山関東煮《の看板が。
そうです、日本の「おでん《なのです。結構あちこちに店を見かけます。
薄暗い路地に小さな椅子を出してオバチャン2人がしゃべっています。
最近流行の古建築をリノベーションして若者が集まるショッピング街にした例「西門紅楼《
ですが工事中で足場に印刷シートで覆っていました。商売っ気たっぷりです。