96.雨

朝市でウロウロしてると、空が曇ってきました。
いくら雨傘を持っていてもドシャ降りはイヤなのでさっさとホテルに帰ることに。
馬偕病院の前から本降りになってきました。
交差点を渡って、信号待ちのバイクを撮影したのがコレです。

現場では気が付かなかったのですが、先頭のバイクがハシゴのようなものを背負っているのです。

最初は背負子かと思ったのですが、長すぎます。
2本の縦棒は少しバチ状に開いており、踏段のようなものが縦棒を両側から挟んでいます。
もしハシゴなら両側に取り付ける意味がわかりません。重くなるだけだと思うのですが。
さらに、V字に部材がこれも両側から取り付けてあります。
ハシゴ状のものがヒシャゲないようにするためと思うのですが、これもなぜ両面なのかわかりません。

その後ろのバイクは会社の文字入りです。「台湾電力公司 台北市区営業所」

時間は朝9:00  出勤ではなく、会社からどこかへ行くところ。
雨の朝から、どこへ何をしに?


なにげなく開いた「台湾電力」のHPに電力料金表がありました。
いろいろ数字が並んでいるのですが、どういう料金体系なのかサッパリわかりません。思案中
   包燈用電・包力用電・表燈用電・電力用電の4つの区分があります。
             (街路灯・動力用・住宅店舗用とか?)



さらに
「国際原子力広報支援センター」(何をするのか、どこの資金でするのか?)のページに
   電気料金値上げが引き起こした「台湾台風」
というHPが目を引きました。 電気料金と台風にどんな関係が?
このような内容でした。
  ・台湾電力は人気取りのため料金をこれまで低く設定してきた。(韓国も)
   その赤字が積もり積もってとうとう倒産まぎわにまで追い詰められ
   2012年4月12日に大幅値上げを発表(工業用30%・業務用20%・家庭用10%)
  ・4月16日になって台湾電力が子会社からの電力購入単価が高いことが曝露
   子会社トップは当然台湾電力からの天下り
   原発でもいろいろな利権が乱れ飛んでいると問題が拡大
  ・5月1日になって馬総統がそれを3段階で行うと発表
      さらに値上げしない小使用量規模を120kWhから330kWhに拡大
  ・5月5日についに台湾電力会長が辞任
   後任は経済部(通産省)次官
  ・9月18日値上げの23段階目を2013年10月以降に延期
確かに台風であります。