95.鳳梨酥 4連発

その1 Milk House
中山北路から農安街に入ってすぐにありますが、外観は普通のパン屋さんです。
もちろん、商品のほとんどはパンで、鳳梨酥は一番奥にありました。(本当に売ってるか不安)
必要な種類と数だけ取って、レジに出せばケーキの箱に詰めてくれるのですが
ミヤゲ用の箱詰めもありました。



味は  う~~~~~ん やっぱりパン屋さんらしい味(一体どんなだ?)です。


その2 DFS
DFSで会社へのミヤゲ用として同僚が買いました。
どこのDFSか、実際に製造している会社がどこか、そんなこた~アータ 小さい小さい 。
会社のみんなで味見をすると
意外なことに、上位に来たのです。
好みによってバラツキはあるのですが、1位とした人もいます。
   僕は2位にしました。
あまりコラない、おとなし目のほうが上位の傾向です。


その3 鐵金鋼食品有限公司
鳳梨酥は非常にたくさんの店で製造販売しており、形も味もさまざまです。
せっかく買うのだったら、ウマイものを買いたいものです。
ネットで検索して、台北の鳳梨酥を食べまくって採点してるHPを参考に、ホテルから近い店の一番がここでした。
鳳梨酥の専門店です。

とんでもない店名ですね(テッキンカン?)。とても食品会社と思えませんが、インパクトは大ありです。


まるでショールームのようです。見本が壁に並ぶだけで、自分で手に取ることはありません。
カウンターに見える「真正在地関廟鳳梨」にある「関廟」は台南の東にある地名です。
台南は砂糖黍やパイナップルの産地。


注文した種類の鳳梨酥を箱につめてくれます。最初から箱詰めしたものはありません。
左の小さいオネーサンは日本語ができて、相手をしてくれました。

実は、店に入ると試食させてくれるのです。お茶と鳳梨酥
いろいろな種類のものを試食するのですが、中に1つヘンなものが  蒲焼鰻鳳梨酥
これは試食しませんでしたね、ハイ。
オネーサンに質問しました。  売れますか?
予想通り「いいえ」
なぜそれを作ったんだろ?


ヘンな店名が気になったので調べてみました。
親会社は「鐵金鋼金属工業有限公司」というのです。 これなら納得です。
でもどうしてそれが鳳梨酥を作って売るのか?
   もともと台南でステンレスの加工をしていた会社で、4年前(台湾暦97年)に食品事業を始めたそうです。
   台南はパイナップルや砂糖黍の畑が多いところで、鳳梨酥の本場であります。
   なので鳳梨酥の職人を雇う(引き抜く)のは難しくはありません。
   その職人がよっぽど優秀だったのでしょうか、品評会で1等賞をもらっています。
いろいろ探したのですが、なぜ鳳梨酥を始めたのかよくわかりませんでした。
案外、親戚に職人がいたとか、近所にうまい店があったとか小さな理由かも

  この3つの中には蒲焼は入っていません。


その4 中華航空 機内食
会社でいろいろな種類の味見会をすると
機内食で出てきたヤツが、一致して最下位でした。
よっぽどイカン、というわけです。
僕も含めて2人が食べずにワザワザ持って帰ったのは、これを予想してのことでしょうか?
中華航空の機内食担当者様
こんな風に酷評されないよう ガンバッテ下さいな。


なぜ中華航空を応援するか?
それはね...
僕の泊まったホテルが偶然にもJAA(日本アジア航空)の宿泊ホテルだったので
CAさんたちがチェックイン・チェックアウトするのに出くわすのです。
                            平均年齢がねぇ...
名誉のため写真比較はいたしませんです。