私の日記

１７．家族で行った（後半）

２２日　高雄市内をブラブラ　　　昨日はガイドツアーだったので本日は気ままに行きたいところへ好きに行くことにしております。朝食はホテルのビュッフェでとるのですが、７時台は日本人のグループが多く８時台は台湾人・西洋人のグループが目立ちます。昨夜１０時ころバスで到着した日本の団体さんもいました。私もそんな強行スケジュールのパック旅行に参加したことがありましたが根が勝手きままなもので、敬遠しております。
さて本日は４年前に仕事をしていた市内のお客をあいさつに訪問しようと思っていたのですが、電話をすると休みだそうです（土曜！）以前は土曜半ドンだったのですが次第に変わってきているのですね。これはアキラメてジーサンにためにミヤゲもの屋へ行くことにしました。高雄藝品百貨公司という免税店で、国賓大飯店の北側にあります。８：３０開店のところ行ったのは９：３０なのに店内はウス暗くその中でおおぜいの店員がいるのがそとから見えます。かまわず入っていくと、だれかが叫んですぐに電灯がゼンブつきました。節電していたのですね。１階は民芸品・食品・茶などで２階以上がブランド品のようです。安物が１階ネ。これはというものがないので、細い竹（直径２ｍｍくらい）をビーズのように編んだベストと腕輪を買ってサッサと退散しました。免税店はどこの国も同じで口先だけのオバサンがすりよってくるのでキライです。まだデパートの売り子ネーチャンの方がアイソよくて好きです（若いし）。自分では二度といく気がしません。これではジジーのミヤゲ願望を満たせないので新東洋へ行くことにしました。新東洋は広さはコンビニくらいですが品物がミヤゲ用食品だけなので、温泉ミヤゲのようなマンジューもあります。（ドーシテ台湾ミヤゲがマンジューになる？）店内をスミからスミまでさがしたあげくにジーサンはパイナップルケーキの箱詰めを何と１０箱も買い込みました。ワカラン。別に１０人からセンベツをもらったわけでもなさそうなのに。私は妻の顔色を確認しながら①ゴマだけのアワオコシもどき②総合果仁（いろいろな実）③乾牛肉（カライ味）を買いました。チャーチューも欲しかったのですが見当たりません。例の病気問題がまだつづいているようです。残念。

場所：高雄藝品百貨公司　　河東路　　　電話：２８１ー３１６８
竹製ベスト　　　　　　　　　　　　　１５００
ビーズ腕輪　　　　　　　　　　　　　　２００

場所：新東洋　　　　　　　大仁路　　　電話：わからん
鳳梨酉禾（パイナップルケーキ）　　　２５００
黒交切（黒ゴマ）　　　　　　　　　　　１００
白交切　　　　　　　　　　　　　　　　１００
雪片米恙　　　　　　　　　　　　　　　１００
合計　　　　　　　　　　　　　　　　４５００ＮＴ

昼食は飲茶（ヤムチャ）にしたいというので、中信大飯店は前回いったので今回は華王大飯店にしました。３５０ＮＴ（１４００円）で食べ放題というのにつられてしまいました。（根がイヤシイもので）中信のほうがはなやかですが料金のそれなりにですので、こちらのほうがオトクです。夏休みらしく子供連れが多く、アイスクリームコーナーには行列ができています。妻は野菜をユデるコーナーに行っていろいろ注文して帰ってきません。私はデザートを３種類とアイスクリームを２種類もとってきました。マンゴープリンがウマソーだったのですが甘すぎてチョット口にあいません。台湾風のおしるこ（冷たい）がけっこうイケました。会計の横でお茶の葉を売っているので見てみると、中国本土の普水耳茶の年代ものも並んでいます。私はプーアール茶は好きでないのでパス。オネーチャンがいれてくれたのもイマイチで、こればかりは好き嫌いゆえどうにもなりません。ジーサンにもすすめませんでした。
午後はタクシーで蓮池潭へ。ギンギラの寺を見せておこうと思ったのです。ジーサンをあまり歩かせるとマズイので一番奥にある孔子廟にまず行くことにしたのですが、運転手が知らないといいます。しかたないので、こちらが右だ左だと指示してようやくたどりつきました。広い境内に誰もひとがおらずホントに入っていいのか、知らない人はアキラメるような静けさです。なかには工事中立ち入り禁止のテープがはりめぐらしてあるのですが気にせず（オイオイ）見てまわりました。
池にそってすこし戻るとケバケバシイ玄帝（２０ｍくらいもある）が池の中に浮かんでいます。たくさんの人が寄進してその名前が途中の橋の両側にならんでいます。こういうのは日本の寺も同じで、スポンサーには気を使わねばいけないのです。座像の下にオミクジ機械があったので１０ＮＴを入れ小さい巫女さんがもってきたオミクジを受け取りました。内容は、救財＝先無後有　　耕作＝半収成　　家運＝小吉　　尋ね人＝遠回　　遠信＝音信慢至　　移居＝不可　　出外＝不可　　などなど日本のクジなら小吉か末吉というところでしょうか、別に気にする方ではなく単に話題のために買っただけです。
もうすこし戻って春秋閣の向かいにある寺、啓明堂にはいってみました。２階と３階がお堂になっておりすずしいのです。２階にあがったところで休憩していると台湾人のアベックがおまいりしているのが見えます。女の子が線香を持って龍の池の前にもっていってなにやらお祈りしてから、ソバにあったステンレス流しで手を洗い、そのツメタイのがうれしかったのか二人とも洗ったあと、拭かずに手をブラブラ。テーブルの後ろの壁には例によって寄進者の名前が金額順に書いてあります。ヒマなので読んでいくと、最高額は２５０万ＮＴでダントツ一位がありました。どこかの会社のようです。ズーッと下の方には日本人一家の名前もあり、在住の方のようです。台湾の名前は姓が１文字で名が２文字というのが大半で、４文字以上の名前はめずらしいのです。この寄付金を合計するのを忘れていました。数千万ＮＴになるのでしょうか。これに税金はかかるのかなど妄想は広がります。
そろそろ帰る前につめたいものでも飲もうとミヤゲ屋に入るとソフトクリームがあったのでバニラとチョコミックスをたのみました。値段をきくと「リョウスー」というので１個２０ｘ３＝６０だからチョット高いけどイイカと１００ＮＴ札を渡しました。釣りは３枚しかなく、バーサンは１０ＮＴをゴマ化すつもりのようです。文句をいってとりかえしました。ミヤゲ屋と免税店のバーサンは本当にキライです。ヨイコのみなさんも気をつけようネ。
夕食は、そろそろジーサンの胃が求める日本食にすることにしました。店を探すのもメンドーだったので、二度ほど行ったことのあるレストランへ。中心からハズレているので日本の団体さんには出会いません。味はともかく、台湾風の日本料理というのが出てくることがあり笑わせてくれます。
店：天野場所：英明路267号電話：751-5495
店はファミレスぐらいの感じです。注文とりに来たオネーチャンは明るいのですが日本語ができません。メニューにある単語くらいは覚えているようです。タイのカブト煮を頼むとあるかないかわからないらしく、キッチンへ聞きに行き結局マスの煮物になりました。サシミの盛り合わせ・茶碗蒸し・ホーレンソーのおひたし・冷やヤッコ・ノリ茶ずけ・それと台湾生ビールです。注文した品数がまちがいないか、伝票を確認してＯＫです。一度に注文したのですが、出てきた順は、枝マメ・ビール・サシミ・お茶ずけ・茶碗蒸し・冷やヤッコ・オヒタシ・最後に魚の煮物でした。どうしても最後に食べたいものがあれば、注文は追加でするべきだったのです。作りやすいものから出した、というところでしょうか。料理の感想は
枝マメ　　　　　　可もなく不可もなし
ビール　　　　　　生はウマイ
サシミ　　　　　　どれも新鮮です。イカが特に
お茶づけ　　　　　これはダメ。ノリがマズイ
茶碗蒸し　　　　　よくできています。ハナマル
冷やヤッコ　　　　タマゴドーフに似た何か別の日本料理
おひたし　　　　　上にフリカケがかかりショーユでなくダシ汁が
魚の煮物　　　　　これはうまいアラ。シャブッてしまう

本日の経費（３人分）
ミヤゲ代　　　　　　１８０００
飲茶　　　　　　　　　４２００
行きのタクシー代　　　８００
オミクジ　　　　　　　　　４０
ソフトクリーム　　　　　２４０
帰りのタクシー　　　　　８００
タクシー　　　　　　　　３２０
日本料理　　　　　　　８０００
タクシー　　　　　　　　３２０
合計　　　　　　　３２７２０円

２３日　太魯閣へ　　　　　朝食の前に近くの公園を散歩しましたが、あちこちの日陰で年寄りが体操をしています。７：００になると少し暑くなってくるのでもうそろそろ終わりです。９：００のホテルバスで空港へいくのでチェックアウトし、大きな荷物はゼンブあずけてしまいました。太魯閣へのパックツアーはリージェントホテルが航空券もあわせたチケットを用意していますので、手配は簡単です。ただし夏休みは混んでいるので予約を早くする必要があります。秘書嬢の友人は２ケ月前にしたそうです。私は１週間前でした。空港国内線のチェックインカウンターを探してホテル発行のチケットを見せると、カウンター嬢は初めて見るチケットらしく首をかしげて奥にいる別の係員に尋ねてから納得したようです。こちらは銀行振り込み書やホテルの受領書まで持ってモメゴトを待っていたのですがカラブリでした。待っている間に昼食を買い込むことにしました。高雄／花蓮線ではジュースとケーキしか出ないし、花蓮空港ではたいしたものがないからです。高雄空港の売店を探しと、日式寿司のカンバンがみえたので盛り合わせやイナリ寿司といっしょに冷却用にジュースとビールを買いました。これでアンシン。飛行機は復興航空のターボプロップ機（ジェットエンジンにプロペラつき）でしたので、ジジーはちょっと不安なようです。８０人乗りのちいさなヒコーキでしたが、飛んでしまえば静かなもので、ゴルフに行くらしい日本人４人組みがうるさいくらいです。花蓮空港は軍と民間の共用ですのでハシッコに戦闘機の隠蔽壕が２０機ぶんくらいありました。機種まではわかりませんがＦ１６でしょうか。写真をとるとオコラレそうなのでやめましたが残念。空港ビルは田舎の駅くらいでノンビリしたものです。案の定、小さいミヤゲ屋はあるのですが食べ物屋が工事中で何もかえませんでした。イイ勘をしているだろと妻にジマンをしておきましたが、あまり感心はしなかったようです。ホテルの迎えのニーチャンがきていたのですが、肝心のホテルバスがまだです。ニーチャンはホテルに電話をいれて確認し、あと１０分ほど待ってくれと。タロコの道は狭いので本当に混み合い、長い間待つことが当たり前です。
空港から太魯閣峡谷の入り口まで２０分くらいで、国家公園管理局のゲートで１０ＮＴ／人を払います（送迎費に含まれている）。峡谷の印象は写真の通りで、キレイではありますが私のようなヒネクレモノにはドーモ。ジジーは一生懸命にビデオをまわしています。うしろのシートでは台湾人のオカーサンがオシメを換えたりミルクをやったりといそがしそうです。そうこうしているうちにホテルにつきました。
ホテル：天祥晶華度假酒店　　場所：太魯閣の奥　　電話：０３ー８６９ー１１５５
料金は二人部屋使用なら１人あたり　１泊＋朝食＋飛行機＝３８８８ＮＴ　　飛行場送迎６００ＮＴ　　夏季増額５００／部屋　　さらに連休前の夜は２０００／部屋の増額　だそうです。３人部屋にすると３人目は３８８８を３０００ＮＴにマケてくれます。このホテルのある場所は峡谷の奥で、まわりには尼寺と青年活動センター・バス終点・ミヤゲ屋があるだけで、何かをする場所ではなく何もしないですごす場所です。大半の観光客は峡谷を見てここでＵターンしてそのまま帰ります。そうすれば花蓮市内で遊ぶことができるからです。ここで泊まった人も朝はやくから出発して花蓮か台中へ行きます。夏休みのせいで、会社の慰安旅行が多く○○電子とかＸＸ公司の歓迎名札がみうけられました。中に木柵動物園の名がありました、台北にある動物園ですね。大きな団体だったようで、夕食時に２つあるレストランの１つを貸し切りで使っておりました。部屋に入るとリゾートホテルらしく豪華な内装で、妻と二人で部屋中をチェックしてまわりました。ジーサンは窓から全面に広がる渓谷をながめています。気に入らない点が２つありました。冷蔵庫の中がカラッポであることと洗面所のセットが２人ぶんしかないことです。クレームすれば持ってくるのでしょうが、たいしたことでもないのでそのままにしました。
夕食：西洋料理の方が貸し切りのため中華の方に入り、メニューを眺めては妻と相談しますが、よくわからない名前が多くウェートレスにしつこく聞いて、１０分くらいかかってようやく注文ができました。それにしてもここの料理は高い！味はごく普通の上海か広州の料理のようですが、イカンせん、値段がネ。高雄市内だったらツブれるよ、ホントに。ヨイコはミヤゲ屋の奥でごく普通の現地の人が食べるものを食べなさい。ヤスイから。夜８時ころからホテル内の野外舞台で原住民アミ族のオドリと称するダンスを無料で見れます。どうせ夜のホテルでは何もするこｔがないので時間ツブシにはよいでしょうが、期待してはイケマセン。原住民文化村の方がずっとましです。
夜はやはりホテルを離れ、マックラな道を散歩するに限ります。あたりには明かりがまったくなく、☆あかりだけで、聞こえるのは河の水音と虫の鳴き声だけです。雲がはんぶんかかっていたのですが、その間からのぞく星の数はスゴイ！ホテルの外にあるデッキチェアに横になって暗い空を見るという体験もイイものです。（どうイイのジャ？）ジジーが疲れるとイケナイので早々に部屋に戻りトットと寝ることにしました。オヤジと１つ部屋で寝るなど３０年ブリか？
本日の経費（３人分）
高雄空港で買ったスシ・ジュース　　１２００
ミヤゲ　　トウガラシの漬け物２ビン１６００
合計　　　　　　　　　　　　　　　２８００円

２４日　　　高雄へ戻る　　　　帰りのヒコーキは夕方６時の便なのでそれに合わせたホテルバスを聞くと何と３：００発のバスしかないそうです。しかたないので１２：００まで散歩したりしながら時間をすごし、ギリギリにチェックアウトして今度はロビーで時間をつぶすことにしました。昼メシはホテルの一角にあるファーストフードコーナーで蒸パン・チマキなど適当に買い込んですませます。
本日の経費（３人分）
ホテル代夏季追加　　　　２０００
昨日の夕食　　　　　　１００００

２５日　朝のＮＷで関空へ

本日の経費（３人分）
部屋代　　　　　　　　１４８００

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