ガイドブックもこの程度

2.ホテルでネズミ!


98年7月に会社で利用していた某飯店(大仁路)に泊まっていました。ガイドブックでは梅4つでした。夕食をレストランで食べて六合二路の夜市をブラブラしてから部屋に戻って休んでお菓子をアテにビールでも飲もうとすると、ビニール袋が破れて中身が飛び散っていました。あたりを調べるとドアの下には木クズが落ちており、ネズミのしわざであること一目瞭然です。さっそくフロントに電話すると5分もたってからボーイがやってきてチョット見てそのまま戻ってしまいました。もう一度電話し責任者が来るよう強く要求してようやくマネージャがやって来ました。また同じことを説明しネズミが出たことを認めさせ、代わりの部屋を用意させたり、荷物を運ばせたり、サンザンな一夜でした。ここまではよくある話ですが、翌日ホテルのチェックアウト時からモメだしました。当方の主張は、ネズミにお菓子を食べられたり部屋を夜おそく移ったりホテル側の責任であるから宿泊料金を安くせよと。 カウンター氏は代わりの部屋を用意したし一体何が問題なのか、ととりあわない様子です。ここでキレた私は、会社の他の人間にこれからは泊まらないようにさせる、と捨てゼリフを残し言いなりの料金を払って帰りました。帰国後にFAXでホテルの営業マネージャあて通告をしました。今後私だけでなく会社の人間は泊まらないようにすると。マネージャからは半月ほどしてからおわびのFAXが届き、今後もヒイキにとのことでしたが、本当にこのホテルはいっさい使わなくなりました。ネズミ騒動が原因ではないのですが、そのような衛生管理状態というのは他の面でもだらしなく、ホテル変更の気運にタマタマぶつかったというのが理由です。
高雄で長く仕事をしている同僚が数軒のホテルと交渉して条件のよかった華王飯店に乗り換えることになったのは騒動から2ケ月後のことです。

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