工場建築設計のヒント
長い間、工場建物の設計をしてきて事務所ビルとかマンションなどには
まったく携わったことがない老人のツブヤキです。
教科書には載っていないこと、当たり前すぎて通り過ぎてしまう落とし穴
そんなことを中心に並べていきます。
余裕があれば海外基準(特に米国AISC)の紹介もしてみようか・・・
(1)クレーンガーダー
工場にはクレーンがつきもので、それを支えるガーダーの設計の考え方は知られていない
あまりに単純な構造だが逆にそこが盲点
(1-1) 単純梁の変形
(1-2) クレーンガーダーの端部
(1-3)
(2)機械基礎
学校では習わない特殊な荷重があります
(3)温度伸縮
ビル建築では出てこないが大規模工場建物では
(4)特殊な土壌
温泉地帯や工場跡地では硫酸塩が多く含まれる土壌も
中東・アフリカではごく当たり前
(5)高温構造物
煙突だけではありません
(6)ピット
上水・工業用水・汚水・冷却水などを貯めるピットの落とし穴
(7)鉄骨柱脚
その設計は本当に正しい?安全側か?