梅宮大社2
場所 :  京都市右京区 
日時 :    2018/1/7 
モデル:Artrait きなな 
ここ梅宮大社での撮影は2度目。まだ正月気分は抜けていません。
ですが私の気分は昨年から続いていて、モデルさんに嘘の表情をつけて
もらうべく、またまた無理なお題「泣き顔」年末のリベンジでもあります。
モデルさんだけに頑張ってもらうのも不公平ですから、私はレンズ縛り
超広角20mm + 標準50mmF1.2開放 の2種類のみ
これでクラシックな(古臭い)仕上がりにしてみます♪


明るい曇天ですが今回の撮影の狙いにあわせて暗く仕上げています。


華やかなオミクジも彩度を抑えると陰鬱な光景に。


画像を後になって眺めていて白い破線(垂木や根太なのですが)が
ドイツやロシア製のオールドレンズを思い起こしました。
我が家にも1本 ISCO Gottingen Westron 35mm f3.5
Carl Zeiss Pancolar 80mm f1.8 も手に入れたら、中古Pentaxでも買うか?


最初は「不機嫌なモデルさん」笑いながら演じてくれました。




眉間にシワが寄らないようにするのは意外と難しいのです。


モデル写真風を1枚まぜておきます。






どのモデルもやる無表情(スマシ顔)・・・




「嘘不機嫌」も板についてきました。


画面の暗さが決定的ではないことの証明です。




実はこの写真は失敗作なのです。背景のボケが汚いのですが、今回の意図には合っている、と採用しました。




この背景はウネウネ動き出しているようで、モデルさんの心の中を示唆しているのです。








カラッポの背景に意味を持たせてみました。


自然に見えて実は現像でイジリ倒した結果です。


大正時代の写真に見えませんか?あるわけないか








今回のお題「泣き顔」達成です。しゃがむ指示だけで他はモデルさんの考えです。







嘘泣きをお願いしておいて言うのもナンですが、女はコワイ・・・
馬鹿なオトコなんてイチコロです。




---------------------------------------以下は他のカメラマンさんとの団体撮影会-----------------------------
衣装も場所も同じですが、ポーズなどは主催者が決めます。
たまに個人の好きなポーズをとってもらえるのが個人撮影との違い。
なかなか決められない私は団体撮影は苦手です。
ですが、私の好みでは絶対しないポーズも楽しいのです。





椿には負けますが山茶花もネットリした花木です。
私だけだったら絶対に撮影しない場所です。


植えられたばかりでしょうか、ずいぶん行儀の悪い植え込みです。
逆に、こんな場所が好みだったりします♪






手水鉢の波紋が面白かったのでモデルさんには手先のみ出演です。


私は先端フェチ(手先・足先)なので、踵のリボンに気が付いたのです。




周辺を暗くして古臭い写真にしてみました。


これも周辺減光を強くし、さらに彩度を落として昔の彩色写真のように。


私もそうですが男は花や木について全く知識がありません。梅と蝋梅の違いを知らないのですから。
正月の梅は蕾み硬し、蝋梅は満開です。モデルさんは知っていたか? それは謎です。
調べてみました  梅:  バラ目  バラ科 サクラ属スモモ亜属
   蝋梅:クスノキ目ロウバイ科ロウバイ属
ずいぶん遠い関係です。


モデルさんはカメラ女子でもあります。




先端フェチ + 影フェチ でもあります。
足先の影がキツネに見えませんか。


これも失敗写真です。逆光による巨大なゴーストが出てしまいました。
昔のレンズではどうしようもありません、と居直っておこう。






カーネーションは花屋から。山茶花は庭から。




正月の撮影会の締めくくりは「松」です。


お遊びで窓の外からガラス越しに撮ってみました。いろいろ小細工したのですが、肝心のピントが・・・
ガラスに反射風景を入れ、窓の枠もボカシて、襖の引き手を光らせ、全体を少し傾け
なのに肝心の・・・




撮影の最後に畳に寝てもらいました。するとモデルさんから「死体みたい」
ありゃ、死体まがいの撮影バレてました・・・


「嵯峨美人殺人事件」


今回はズイブンと花で遊んでみました。