天王寺
場所 :大阪市天王寺区悲田院町 
日時 :      2017/11/19 
モデル:シャドウライツ  かほ 
たいへん珍しいショートヘアのモデルさん
たったそれだけの理由で撮影をお願いしたのです。
主催者の紹介には「めっちゃきさくな子です」
天邪鬼な私は、そうではない撮影を狙ってみました。
「やんちゃ」








商店街の真ん中で何の意味もなく腕をあげ、指先がアーだとか
顔を上げる向きがどうだとか相談しつつの撮影なのですが
他人からは「いったい何してるの???」でしょうね。




立ち位置・体の向き・顔の方向・壁からの距離・目や口の開き加減など
微妙に変えて撮影しました。やってみないとわからない素人カメランの限界です。


モデルさんは気がついていませんが、後の通行人がウマイ位置に来るチャンスを待ったのです。




からんで来る酔っ払いにスゴンでいるヤンキー姐サンに見えますか?


面白い背景なのですが、あまりにゴチャゴチャして写真として成立していません。
それを修正して撮り直したのが次の写真です。






この写真で、モデルさんが実はスゴク女らしい、と気づいたのです。






商店街を走る女、なぜ走るのか、なぜ走らせたのか  もちろん理由がありますがヒミツ♪


すべてのモデルさんはカメラ目線が習性になっています。
私はそれが嫌いで、できるだけ顔を横向きにしてもらっています。
ですが今回の狙いではカメラ目線もオッケーとしました。



この場所だけ指定してあとはモデルさんの自由にしてもらいました。




最初のモデルさんの撮影と同じ場所で別の挑戦を。







ここ悲田院町には多数の地蔵堂があります。撮影の感謝をしているのでしょうか。



主催者の言葉はまったく正しいのです。

商店街を走る場面を「食い逃げみたい」と大笑い。

短い髪のモデルは大変少なく、売り手市場なのをどれだけ理解しているでしょう?
長い髪のモデルはあふれており、それだけでは売り込む条件が不足しています。
もちろん、ショートヘアで撮りたいという変わった趣味のカメラマンは少数派なので
引く手あまた、というわけにはいかないですが、売り手が絶望的に少ない現実が助けてくれます。
私? 短い髪でも女らしい(誰かにオコラレそう)撮影をしてみたいなぁ。