商店街
場所 :大阪市西成区西天下茶屋 
日時 :      2018/10/29 
モデル:          Yoko 
駅近くの商店街はどこにでもありそうな短いアーケードですが、そこから枝分かれした先が長いのです。
曲がりくねり、さらに分岐し、奥へ進むほどに古ぼけてきます。
整備されて真っ直ぐな商店街など何の魅力もないので、この寂れぐあいが多くのカメラマンを呼び寄せます。



こういう分かれ道のアーケードはかなり珍しいです。


商店街に隣接してスーパーがあります。






隙間から差し込む光と周りの影のコントラストからつい撮ってしまいました。






今回は「カワイイ・爽やか」で行こう!




う〜ん チョット怖いかも・・・






なぜかこの路地から風が吹いてたのです。






閉店になった2階への階段がイイ光だったのです。つい・・・




狭い路地もときには良い撮影スポットになります。




商店街の外には明るい住宅街が。









フォルクスワーゲンの珍しいバンがありました。






これでも米屋さんなのです。壁をバックに撮影です。




壁と背中との微妙な隙間で影が大きく変わるんです。
いいか悪いかではなく、好きか嫌いかで決めます。





脱線
「天下茶屋」の言葉の響きで古いマンガを思い出しました。
             「じゃりん子チエ」
アニメ版のTV放送もありましたが、再放送もいつしかなくなりました。
漫画の舞台は萩ノ茶屋、ああ花園かとわかる人は大阪人。

バクチとケンカが好きな父テツとそんなテツが好きな母ヨシ江の間の5年生の少女チエ
別居してテツと暮らしているハズが、テツは働かず、チエ1人でタコ焼屋を切り盛り
「ウチは日本一忙しい少女や」
母を除いた全員がガサツで乱暴で言葉がキタナイ(泉州弁ではなく大阪の下町言葉)。
別居夫婦をチエが間に入って何とか元に戻そうとしたり
どうしようもないクズのようなテツがなぜかヤクザを改心させて真人間にしたり
PTAからは下品なマンガと言われていますが、私は「教育的」と評価しておりますデス。
ちょっと付いていけない上品な東京マンガとは比べようもありません。

西天下茶屋商店街にある有名な喫茶店は、まるでじゃりん子チエの世界のようで
モデルさんには異世界に入るようですが、2人でコーヒーを飲んできました。
どんな感想なのか聞くまでもないでしょうね。