蛸地蔵
場所 :  岸和田市南上町
日時 :      2022/7/2
モデル:Shadowlights RAN

今年は撮影初心に戻って屋外ロケを続けていましたが
ギブアップ
こんのクッソアッチー外を出歩いたら干物になってしまう・・・
ということで
エアコンの効いた部屋での浴衣撮影  何年ぶりだろ?
照明機材は重いので断念、カメラだけでなんとか苦心惨憺。
和服が得意というモデルさん、初めてなので恐る恐るです。


↑↓露出を変えて調子を探るしかない素人カメラマン



顔を隠したほうが大人っぽく見えるはず。




力強さを前面に出してみました。こんなのが似合うモデルさんです。




SNSで受けそうな画面にしてみましたが、いかにもな写真は不満です。


なんにもない和室で、さてどうするか考える前のスナップショット・・・


秘密ですがフスマを外して反射板がわりに♪ 障子が余りにも明るいので。


肌は一切イジッていません。それほどツルツル肌なのです。


陰影をつけるため顔の方向を変え、色設定もイジりました。
失敗は、身体の向きと顔の向きが揃って首の筋肉が消えてしまったこと。


力強さを出すとこのモデルさんの魅力倍増です。





鏡を使う撮影は面白いですがうまくいかない場合もよくあります。


襟元を緩めたほうがずっと良かったかなあ。




鏡の女シリーズ 大盤振る舞い




同じ部屋での撮影にゆきづまり、苦しまぎれに寝てもらったのです。
脚立があれば真上から撮影したのですが、これが限界・・・







1時間前は光りが差し込んでなかったので、待っていました。


たまたま伸ばした手先に光りが当たり、次の1枚がひらめいたのです。









ガラス戸の向こう側に光りが射していたので真っ赤な傘を置いて遊んでみました。


つま先の高さを調整して床に反射する影をどうにか・・・


ポーズ変更の間の気の緩んだ一瞬のほうが面白いのです。




リフォームしたてのキッチンで。夕方だと雰囲気良いかも。
たすきをかけて若奥様風もありかな。


マニアックな撮影も1枚♪ 僕は先端フェチなのです。








最後の反省  襟足をもっと出すと色っぽい。



脱線                 
蛸地蔵なんて地名は面白すぎる。大阪にはこんなのが多すぎる。
大阪の周りは江戸時代には「摂津の国・河内の国・和泉の国」
「摂河泉」とひとまとめにされてました。大坂のはずれという認識です。
箱根の向こうには鬼が住む、関が原の向こうには・・・ と並んで
大和川の南には・・・ なんて聞いたことがあります。昔はネ。
蛸地蔵のいわれはメチャンコ古く、何と羽柴秀吉の時代に遡るとか。
岸和田市が優しい語りで紹介しています。

大阪のけったいな地名はいろいろありますが           
道修町      どしょうまち
立売堀      いたちぼり
我孫子         あびこ
渡辺         わたなべ
渡辺の何がけったいか? 古い古い「坐摩神社」の住所は
大阪市中央区久太郎町4丁目渡辺3号
普通なら4丁目○○番3号のはずが渡辺3号なのです。
歴史が面白いのはこんな「コッパ役人と住民の戦い