菅原町
場所 :大阪市北区西天満 菅原町
日時 :           2024/1/15
モデル:            なすたろう

2024年最初の撮影は初めてのモデルさん
着物の着付けができるそうで、だったらいつかお願いしてみようかしらん?
今回は正月明けの人通りの少ない(元からそうだけど)町をブラブラ
立ち位置と身体の向きを指示する程度であとはおまかせ(野放し)♪
さてどんな写真ができあがるのか?!?!




正月気分の抜けない天満宮のはずれにある星合池、そこに祖霊社があります。
天満宮を守ってきた社家を祀るのです。さて、何を祈ったの?


埋立てられて今はもうない天満堀川ぞいの蔵、かつては多数の蔵が並んでいたそうです。


立ち位置を出入り口の右が良いのか左がよいのか、2人とも決められないので






モデルさんより壁を撮っているのかな?




通りかかった高架下、あのV字形の隙間がいいんです。


2つ並んだ階段、どちらが良いかモデルさんに決めてもらいました。






モデルさんの後姿を撮ることを心がけています。カメラが見えないと素顔に戻る、と期待して。



説明くさい写真はできるだけ避けたいのですが

モデルさんから「ポスターのよう」と評価されました。ハイ狙い通りです。


立ち位置を悩んだのです。白線上か中間か・・・
白線上だと黒い影が平行するので却下しました。良かったのかどうか。


反射板を使ったように見えますが、照明補助は一切ありません。
冬の昼間だけカメラ背後のビルから反射光があるのです。


爺の眼には黒い皮ジャンでタバコ咥えているようなのデス。
ア~ それなら髪の毛を振り乱す手もあったか・・・




立ち位置だけを指定すると、コートを脱いでしまいました。
ちょうどウマイ位置にオジサンが通りすぎる瞬間を狙ったのです。




思いつきで、ステージに見立ててダンスしてもらったのです。



公園のスベリ台を見るとどうしても撮りたくなるのです。




今回はほぼ放し飼い♪ ポーズや表情にウルサイ注文つけるとどう化けるんだろ?
邪な僕はモデルさんが困るような注文をするのが楽しいのデス。



[ 閑話休題1 ]                         
菅原町は中崎町と比べてほぼ無名。
同じく戦災を逃れた建物もあるのですが。
地域をあげて古さを押し出す気配はゼロ。
お勧めは雲州堂くらいか。
すこし東の十丁目魚棚筋のフジハラビルも♪

[ 閑話休題2 ]                         
最初の方に出てきた北村商店 乾物屋さん。
江戸時代からある老舗なのです。
北村なのになぜ「○に久」なのか調べました
宝暦2年に久宝寺屋伝兵衛が石町で乾物仲買を
始めたのが久宝寺屋。
明治21年に北村芳三郎が菅原町に分家創業した
のが現在の北村商店だそうです。
○に久の右肩に小さく「市」とある謂れは会社案内
にはないのですが、天満青物市場にあったこと
ではないかと妄想するのです。

撮影にでてきた蔵はじつは北村商店のものでした。
なので、酒蔵ではなく乾物蔵が正解です。