四天王寺2
場所 :大阪市天王寺区
日時 :     2022/5/7
モデル:    清瀬エイミ

違ったタイプのモデルさんを開拓すべく、ネット検索では見つけることが
できにくい方、大阪・神戸・京都あたりでフリーで活動している・・・
なんでそんなメンドクサイことすんの?
そこで、知り合いのモデルさんがフォローしている方から探したのです。
ですが、どんな表情を繰り出すのか、どんなポージングするのか
わからない(これはモデルさんにとっても同じでしょうね)ので
最初のお試し撮影ということでGW連休後半でお願いしたのです。
撮影スタートは場末感たっぷりの飲み屋アーケード
後半は広々とした四天王寺。 さてどう見せてくれるのか。


暗く仕上げることが多いのですが、今回は明るく爽やかに♪






明るくといいながらつい暗い目に・・・ イカン。


髪色をずっと大胆にするとピッタリだなあ。


立ち位置だけ指示してポーズや表情には触れず。




チンピラっぽいのは無理かもね。


照明を考慮して顔の向きを指示しました。








ワザと身体・顔の向きが同じ写真をそろえてみました。説明クサくて嫌だけど。




ここも「ハルカス撮影スポット」なのです。


数少なくなった古い住宅なので、古写真風に仕上げ。


「右か左か」カメラマンの指示がうまく伝わらないことがあります。
カメラマンから見て右側なのか、モデルにとって右側なのか
明確な指示を心がけますデス。


ワザと力強く現像しました。


僕はここでターンして見せましたが、モデルさんはこうしました。
僕の失敗:黄色ガードポストが脚のラインを消してしまいました。




↑偶然に撮れた1枚ですが  ↓はそれなりに狙って。






おやまあ、四天王寺の庭はただ今養生中、拝観停止だそう。 そんなときもあるさ。




まったくイジっていません。垂直を出しただけ。




立ち位置・顔の向き・手のつく高さを指示。
腕の影が気に入らないので再度挑戦


指先を壁からほんの少し浮かせて。 でも腕が身体の陰に入ってしまいました。


強い光でTシャツが白く飛んでいますが気にしない。


今になって、素足のほうが良かったか、と反省。




お馬鹿なポーズしてたので思わず押したシャッター

こちらまで浮かれて一体どこにピント合わせてるんだ?


このモデルさんは楽しく自由にしている時が一番魅力的か。






狙ったけれど失敗でした。 ナニしたかったんだか・・・







脱線                                  
今年は聖徳太子の没後1400年にあたります。
622年(推古30)没       
大化の改新まであと23年  
四天王寺は推古元年(593)に創建されたと日本書紀に
「秋九月、改葬橘豐日天皇於河內磯長陵。
是歲、始造四天王寺於難波荒陵。
是年也、太歲癸丑。」
先に亡くなった用明天皇を9月に河内に改葬し
四天王寺を難波に建設開始した。
用明天皇の妹が推古天皇、子が聖徳太子です。

四天王寺は以前から独立系の寺だったが
天台宗に属するようになった後、戦後1946年に独立
独自の和宗総本山となったそう。
知らないところでドロドロとした暗闘があったのでしょうが
それはさておき
各宗派の慶讃法要が四天王寺で行われました。
10月31日 天台寺門宗総本山 園城寺
11月2日浄土真宗本願寺派 西本願寺
11月10日天台真盛宗総本山 西教寺
11月19日聖観音宗総本山 浅草寺
11月25日天台宗総本山 延暦寺
11月30日鞍馬弘教総本山 鞍馬寺
12月3日融通念佛宗総本山 大念佛寺
12月4日念法眞教総本山 金剛寺
 1月27日華厳宗大本山 東大寺
 2月5日高野山真言宗総本山 金剛峯寺
 2月19日聖徳宗総本山 法隆寺
 2月26日法相宗大本山 薬師寺
 3月3日真宗大谷派 東本願寺
 3月4日真宗高田派本山 専修寺
 3月13日金峯山修験本宗総本山 金峯山寺
 3月26日本山修験宗総本山 聖護院門跡
 3月27日真言宗犬鳴派大本山 七宝瀧寺
 4月13日真言宗醍醐派総本山 醍醐寺
 6月3日浄土宗総本山 知恩院
これだけの宗派が集まるのは四天王寺がどこにも
属していないからなのです。