汐見橋
場所 :南海汐見橋線
日時 : 2022/10/23
モデル:  清瀬エイミ

キリッとしたモデルさん。 前回は暑い季節だったので、今回は秋っぽく。
いくつか思いついた場所のうち大阪市内の寂れたローカル線を選びました。
南海チンチン電車というのも頭によぎったのですが。
日曜日の午後、電車には車両に5人程度。営業成績はサンザンで廃線になっても不思議ではありません。
今なら寂れたローカル線駅が撮り放題でっせ、ダンナ!

青っぽく仕上げることが多いのですが、今回はオレンジ気味に(笑)
こんな単純安易な発想ではイイ写真は撮れませんゼ 大将。
悲しいことに腰痛が来て、重いカメラ1台に単焦点レンズ1本縛り、さてどうなることやら・・・


無人駅のホームには誰もいません。ここから撮影開始。


一枚目の写真は実は露光オーバーでしたが、意外とイケルンチャウ?
ということで最初から色々イジッちゃいました。


ちゃんと設定してピントも合わせばこんなもの。 誰が撮ってもこうなりますって。


だんだんアップに寄るなんて説明クサイのは嫌なんですが。




ローカル線ホームの背景は廃工場、好きなマニアが多いはず。




たまたま来た電車をバックに「出発進行!」ポーズだったはずなんですが。




寂れぐあいを強調してみました。


タバコの扱いがギコチないのは仕方ないです。駅構内はもちろん禁煙





30分あとでないと電車は来ません。さすがに線路の真ん中での撮影は遠慮しました。


駅前の草ボーボー空き地はよかったのですが昔の話、それでも撮影場所を求めて。




後ろのトタン壁の線を垂直にするのがイイか、斜めがイイか?


背景の黄色の高さに合わせるため中腰に。




↑↓どちらが好きですかあ?





色を↑↓ですこし変えてみました。







しまった、髪を乱したほうが良かった・・・


狭い路地の撮影は面白いのですが、自由度が少なく悩みます。



意識的に斜めに撮ったのですが、ハテその理由は何だったかな?










線路を挟んで撮影、ポーズの前のスナップ






場違いなポーズ、どうせ写真なんてそんなもの、と嘯いてみる。




上体をヒネると身体の細さが際立ちます。






しなやかな身体の線と力強い表情と、あと何がほしい?


[ 脱線 ]                           
南海電鉄汐見橋線 じつは高野線の一部なのです。
歴史を調べてみました。
1885年(明治18)に日本最初の私鉄阪堺鉄道が難波から大和川に開通
3年後に堺まで延長
1898年(明治31)1月26日に高野鉄道が大小路駅から狭山まで開通
同4月2日には河内長野まで延長
2年後にもう汐見橋まで延長
1903年(明治36)南海本線が開業
1922年(大正11)に南海鉄道と合併、南海本線から高野線への連絡線開通
難波から河内・高野へ便利になったので、汐見橋線の存在理由は
和歌山の木材を木津川貯木場へ運ぶ貨物線だけになってしまい
貯木場もなくなって、寂れたローカル線だけとなったわけです。

まだ貯木場のあった1923年(大正12)の木津川駅周辺