新世界
場所 :大阪市浪速区恵美須東
日時 :      2025/9/8
モデル:        シズカ

新世界に来たのはずいぶん久しぶり。もう6年前か。
モデルさんも3年ぶりの登場。
訳あって来年のロケ撮影の準備も兼ねての今回スナップ撮影なのでありまする。
大阪名物、ヒョウ柄衣料の店でTシャツ探索、2着を選んでモデルさんに決めてもらいました。
「今から着る?」というので、それは来年に着てほしい♪

モデルさんは関東の人、なので「大阪のオバチャンはヒョウ柄が好き」と思い込んでいますが
それはチャウ! 爺の身の回りでソンナン着る人オレヘンヨ~
50年大阪市内に住んでるけど歩いてるの見たことない・・・
都市伝説です。

平日午後、でも新世界は観光客がウジャウジャ。
南側ならすこうしマシ。


交番の裏で。だ~れも通りません。


ちょっと古臭い色に仕上げてみました。


カメラの前ではなかなか笑顔を見せないモデルさん。


以前は人通りの少なかった地下道、今は途絶えるチャンスが数少ないのです。


有名温泉施設にて。サイケデリックにするためイジリ倒しました。


どうです?これにヒョウ柄着ると  スゲーコワイゾ。




ゴメンナサイ。 ダメダメなポーズお願いしてしまいました。


大階段で横画面がいいのか縦画面がいいのか ワカリマセ~ン。



通天閣の真下で証拠スナップ。
このあと、喫茶通天閣で1時間もシャベッてしまいました・・・


[ 脱線1 ]                  
カメラ:Nikonの中古デジタル一眼
レンズ:ウクライナの準骨董品レンズ
Jupiter-9 85mm f2 シルバー
シリアル番号から推測すると1961年製
何と絞りは前玉の裏側
クリックなしのシームレス
黄色っぽい写りだがボケ味良し

[ 脱線2 ]                  

2025年の新世界~四天王寺
天王寺公園から北に延びる緑は上町台地の西縁、崖や坂道。


1955年の新世界~四天王寺
赤い太線は市内を走る市電の線路。


1925年(昭和元年)の新世界~四天王寺
天王寺公園の美術館はまだありません。
北霞町と南霞町の名前がみえます。


1903年(明治36)の新世界~四天王寺
新世界から天王寺公園にかけて「第5回内国勧業博覧会」があったのです。
北霞町と南霞町の区分けが納得の線引き


勧業博覧会の地図
初代通天閣は博覧会跡地に1912年に建設されたのでここにはありません。
第2次大戦中に鉄材提供のため解体され、現在の2代目は1956年(昭和31)に再建。
地図下端に「関西鉄道壕」とあるのに注意。まだ私鉄だったのです。
「住友別邸」とあるのは住友財閥の別邸で現在は慶沢園として残ります。
現美術館の場所は屋敷のあり、大阪市がのちに美術館を建てました。


1900年(明治33)の阿倍野~四天王寺
上町台地の西縁は一心寺・茶臼山から飛田・聖天山と続くのです。


1886年(明治18)の大阪南側
四天王寺はあまり変わらず、新世界のあたりは今宮村で、タンボが広がります。
大阪の鉄道は東海道線がようやく完成しただけ。もちろん住友別邸など影も形も。