千日前11  コメント付
場所 : 大阪市中央区千日前
日時 :        2024/11/3
モデル:Artreit撮影会 Kinana

1年半ぶりのモデルさん。その前はいつだったか調べると何と2020年!
あれまあ 2年に1度のレアモデルさんだあ・・・
今回の場所はあの(どれじゃぃ?)ダークな飲み屋ビル、その中のバーを借りて。
営業は年末まで、廊下での撮影は何度もあるが、バー内での撮影は2度目。
いろいろな方が来るらしく予約が難しくなっているそう。

図書室のような室内、それも相当マニアックな本ばかり
ふと、天満天神前にあった映画関係専門の古書店を思い出した
閉店して離島で宿屋をしているとか、あの本たちはどこへ行ったのかしらん
ここの本たちの行方は?


露出を決めるための最初の1枚。何もかもダメダメですが、雰囲気だけはわかる?


かなり暗い目に仕上げてみました。


肉眼で見るより少し暗い目。尻の形が浮き出ているのを良しとするかどうか。


鏡の反射を利用して豪奢な画面に♪ 鏡の継ぎ目が輝いていたら最高なんだけどなあ。


↑フツーだなあ・・・  もっとドラマチックにならんかい?↓

まだまだ・・・




目の前に座って目があうとカメラマンは気恥ずかしいものです。


横向きに座るだけでずいぶん気が楽なのですヨ、実は。


結構イケてまっせ お嬢さん♪(心の声)




ここまですると「シツコイ味つけ」か? たまにはエエンちゃう?




ジミ~な色で仕上げてみました。まるで準備中の店内。
実は現像中に ヘルムート・ニュートンが石田エリで撮影した写真集を思い出したのです。


とてもバーに見えません  繰り返しますが「バー」です。


脚を長く見せるため低い低い位置から撮ったのです。ヤラシー目線ではありません。
下から見上げて気付いたのです、天井の光と影に。


エラソーに立ってもらった進撃のモデルさん♪  無敵だゼィ・・・


古臭くみえるようにセピア調の1枚もまぜておこう。


老眼の酔っ払いにはこんな風に見えるはず。


この表情は   アレだな笑 (レアと言い直しておこうか)


鏡遊びをしてみました。モデルさんは気付いていません。



これも鏡遊び。 3人が写る位置は1箇所だけ。どう見えるかモデルさんは知らない。
ISO1250 85mm F1.4 1/125秒






巨人モデルさんの雄姿。あ~きっと引き締め努力したんだろうなあ。


僕の脳内では「天井からチェーンで吊られた」




↑コレハ失敗  もう少し斜めから撮影すべきでしたね。↓



図書室の美女後姿。 「私のムチどこ~」とは言っていません。

ポージングが次第に決まっていく過程をどうぞ。







顔の横には妖しげな人形が。左足元の太鼓のようなのは実は義足 ウヘ~~


ナニが違うか? 視線だけなのです。





隠微な気分を期待したのですが、青が強すぎました。イカン・・・


現像処理で青を弱めてみたけれど・・・


モデルさん得意のポーズ、撮らないとコワイっす。


隠微モードにしたのがコレ。

再び鏡遊びの一連の写真をば。

ISO4000 50mm F2.2 1/500秒
あの緑の点光を消すかどうか迷うなあ。


3回反射して鏡のずっと奥に小さなモデルさん。 私も写ってた・・・


鏡の中に注意していて、左腕に落ちる扇子の影を見落としてました。


連想するのは「ゴヤの描いた裸のマハ」あるいは「アングルの描いたオダリスク」








胸の谷間が照明によっては却って明るくなるのですネ~。






風呂あがりの気だるさ、あるいは、人妻の鬱屈  そんなタイトルが浮かぶのです。








赤やオレンジの中に青もほしくなりませんか?


[ 閑話休題1 ]                                          
年に1度くらい撮らせてもらうモデルさんも先日ここで撮影したそうです。
年末に近づくとモデルさん・カメラマンが増える予感、今のうちでっせ。 
同じビルのユニバースでは連日満員の大行列、何を開催しているのか 
全く興味ないのでゴメンナサイ。

[ 閑話休題2 ]                                          
大阪のジジー共は千日前のユニバースを「行ってみたいなあ」なんて
羨望のまなざしで手近の○○サロに行ってたはず。           
戦後すぐの1955年に開業したとWikiにありますが、ホントカイナ?  
ダッテ昭和30年、ワイはまだ鼻垂れ小僧、戦後復興の景気が良い時代
とはいえ、まだまだ市内のアチコチには戦争の跡が残っていた頃。  
オーナーはよっぽど荒稼ぎしてたとしか思えないなあ。         

1975年(昭和50)の難波。阪神高速の高架道路が目立つ中      
右端の日本橋から少し西に入った台形屋根が味園ビル。        


これは1964年(昭和39)の難波  この頃はまだ白黒写真        


これは1948年(昭和23)の難波  米軍の航空写真です         
まだ味園ビルはありません。もちろん千日デパートも。          
道頓堀に荷舟が見えます。高島屋のそばの斜め黒線は難波入堀川 
今宮戎まで延びて天王寺から再び北に高津入堀川と名前を変え   
再び道頓堀に戻りました。さて何時ごろ埋められたんだか。