撮影３度目のモデルさん、ギャラリーを借りてワガママ撮影につきあってもらいました。
①チャイナで大人っぽくクールに
青いチャイナドレスに黄色のパンツ（アオザイ風に）
ショートヘアにロングのウイッグをさらにまとめてもらおうかと
靴はピンクのピンヒール・・・
②宝塚の男役風でおまかせ
黒のパンツスーツに白いブラウス
シルバーのショートウイッグ・黒いブーツ
真っ赤な大輪のバラ
個展にピッタリな広さ（お値段も）ギャラリーは５ｍｘ５ｍくらいか
あーでもないこーでもないと考えたあげく、すみっこだけで撮影
まさか、２ｍｘ２ｍで３時間も・・・ モデルさんもびっくり？
私の用意したチャイナ、「丈は大丈夫だったけれどヒップはかろうじて」とのこと。
「意外に小さいのネ」と返しておきましたマル
クールな無表情が多い（モデルさんは殆どがそう）が素顔はこんなの。
天邪鬼な私はどちらでもない表情を求めるのであります。
用意したピンヒールシューズ、大きさはＯＫだったが幅がキツイ・・・
そこで、棍棒がわりに持ってもらいました。
身体にピッタリの服では動くと必ずシワがよります。それを動き・緊張とみるか
余計な邪魔者と見るかカメラマンの感覚ですね。
力強さが似合うモデルさんにはこうだ！
下から仰ぎ見るとさらに力強く。
雨寒い外に向かって窓を全開、ゴメンナサイ。お嬢様になったので許してくれるヨネ？
ちょいクラシカルに見えるような色合いに。
色は普通に戻してボケを強く。僕はピンボケ写真も大好きです。
いろんな色の取り合わせがキレイだったので。
モデルさんへの指示は「花を顔の横に」だけ。いろんな動きの中からこの１枚を。
立ち位置だけを指示するとこんなポーズを。腕の影が面白いのでバリエーションをつけてみよう
右の壁から離れると影の数が増えます。照明灯の数だけ♪
軸足が曲がっているのが気に入らないので修正。ウンカンペキ
カメラを変えて影の面白さを追求してみよう！
同じポーズで縦構図か横構図か どっちが好き？
激しい現像でいってみようかぁ
最初のセリフ「ヒップはかろうじて」を思い出したのです。
筋肉の塊・緊張度などが直接見えるより、衣装を通じて想像できるのが好きです。
宝塚の男役という注文にこんな衣装で答えてくれました。
何かイメージがあったわけではなく、単なる思い付きで～す。
スッゲー楽しそうなモデルさん♪ もちろんカメラマンも。
青い照明をメインにすると結構難しいのですが、挑戦じゃぁ！
青は正面から、赤は左から、白は背後から。
宝塚というよりもキャバレーかもネ。
もっと毒々しい世界に招待しましょうか。
椅子に座ったポーズ中に思いついたのです。 舞台に疲れた踊り子さん♪
ありえないのですが、タバコを咥える踊り子さん。
いかにも休憩中のすがた。
上着の前を開いてもらったらこの通り・・・ 前からの赤照明もあって膨張して見えます。
赤照明をやめると少しマシだが・・・ これでは男役ではなく男そのもの。
視線を頭部に集めるよう背後照明を強くしたのですが・・・
あきらめて、上半身のクロースアップ
最後は、疲れきって床に崩れる踊り子さんに。
