明日香3
場所 :大阪市なんば 
日時 :  2019/1/26 
モデル:   明日香 

「どう撮ろうかなあ」とつぶやくと、モデルさんから「どんなイメージですか?」と聞かれ
前半はまったく何も考えてこなかったことを白状し、急遽「仕事をサボッているOL」で行こうと。
撮りかたによってはリゾートっぽいスタジオなので注意が必要です。

植木鉢には何の意味もありません。単純に色を足したかったのです。


明るい周囲では髪の毛が重く感じてしまい、 ↓のように束ねてもらいました。


さらに微調整して



かきあげて乱れた髪の毛を撮ってみました。 腕の間から見える顔の範囲を探りながら。



ようやく狙い通りの「サボッているOL」です。





踝まであるような長いチャイナドレスを期待してたのですが、普通の長さでした。
中華航空のCAさんの制服くらい♪
身体のラインを見せる・想像させる・妄想させる そんなことを考えてました。アブナイ爺ぃだなあ


脇に垂らした手が遊んでおり(仕事をしていない)どうしたものか。
カメラを見つめる眼もどうにかしたい・・・


たまたま目をつぶった1枚を採用しました。
ちょっとエロチックな撮影をしてみたいなぁ、青いシャドーに紫のリップ・・・オイオイ


少しクラシック(古臭い)に見えるような仕上げをしました。
身体と背景の境目に緑フリンジがでてるが気にしない。


背中のラインを強調してみたのです。


照明を変えて、何とか暗いドロドロ撮影をめざしたのですが、まだまだ工夫が・・・



現場では「股が太くみえるなあ」だったのですが、こうして大画面で確認すると
実際に見えている幅2/3とドレスで隠れている幅1/3なのに
隠れている幅=見えている幅 と妄想した結果、太く見えてしまったようです。
モデルさんの名誉のために証言します、太くありませぬ。




今回の影絵遊びはグラスの影でした。




マイヨールの彫刻とかマネの絵を連想したのは秘密です。






太股を強調したく、ワザと上を切り飛ばしました。


後ろのゴチャゴチャした影が気に入らないのでちょっとイジリました。まだ不十分ですが。




3度目の撮影、アッチ向いてとか目線だけコッチにとか、少し怒ってとか注文を出しました。
いろいろな媒体での経験が多いせいか、顔と視線をカメラに向ける習慣があります。
表情についてのワガママな要求は慣れていないのか、不安にかられてついカメラマンに視線を・・・
撮影にのめりこむとついつい黙ってしまうのもモデルさんにとって不安の元かも。
私はモデルさんと眼が合うのがテレくさいのです。そんな年齢じゃなかろう
明るい表情や笑う表情はどのモデルさんも得意なのですが
怒る・泣く・驚くなどを撮影で要求されることはないでしょうね。
作り笑いがOKなら嘘泣きだって、エ〜じゃないか?