中津 空き店舗
場所 :   大阪市北区中津 
日時 :     2018/11/18 
モデル: Artreit 月埜こよみ 
今回の撮影場所は廃墟のように見えますが、内装のない空き店舗(床壁天井をすべて引剥がした)です。
殺風景な周囲の中で、モデルさんは随分と古い言葉「ダイナマイト」なのです。
「廃墟でコスプレ」のように場違いな設定が面白いので
「廃墟でダイナマイト」ももちろん「あり」です。
白状します。 モデルの紹介「Gカップ」につられましたデス。

撮影の前半では太さを目立たなくする撮影をしていたのですが
そのうち、それはそれでいいじゃないか。太メなのも魅力のひとつ。
太メで何が悪い
天然なのかブリッコなのか判然としない明るさが一番の魅力。
イイなあ
体型も性格も維持しつつ、ポージングや衣装などを自分でできるようになると無敵です。



柱に立て掛けてある蛍光灯が面白いのですが、動かすことができず中途半端なことがわかっているので
場所の雰囲気がわかるスナップ写真もどきにしました。


廃墟には青白いのが似合います。


さらに色をイジッてみました。実際の色から随分と離れています。


カメラを睨み付けてもらいました。


重量感もとい存在感があります。イケてます。


画像をイジッてはいません。ポーズをいろいろ変えてもらってこうなりました。
壁に垂れ下がった電線は対称を破るため残しています。(消した写真もありますが)
座る箱の位置・床の線を完全に対称にしておくんだった・・・


周囲に色がないので小物を用意しました。身体に巻くのは後半撮影で。
リボンのクネクネにあわせてケーブルも1回転。




片方の肩が下がっているのは偶然です。これも非対称にするため残しました。


ピントをどこに合わせるか、顔・胸・腰? 結局こうしました。


この写真はピント合わせのミスです。顔に合わせたつもりが髪の毛になってしまいました。




この写真では細く鋭く見せようと私が意識してます。



ここから後半戦、団体撮影です。主催者が場所と照明とポーズを用意し
カメラマンが少しづつ注文つけていくのです。











この窓際ではカメラマンみなさんが随分と遊びました。


他の照明を全て消すと、いかにも廃墟です。


天井にもっと配管やダクトがあると面白いのですが。








逆光は撮影が難しい(特に古いレンズでは)のですが、好きなカメラアングルです。




かなり近寄ったままチャンスを長い間待ちました。
膝の間に光が入り、右手は見えず左手の指先が面白い位置に来る(来てほしい)




つなぎの穴から見える水着のフリルが煩雑(ジャマ)です。


というわけで、待ちました。


他にもやりかたがあったのに、わざと足裏にピントをあわせてみました。
↓では顔にピントをあわせています。



こういう撮影で自然な笑顔が出るモデルさんは珍しいです。




最後に身体にリボンを巻いてもらいました。ポイントに真っ赤な口紅があればなあ




顔ではなく胴体のリボンにピントを合わせたほうが良かったかも。




↑この1枚はマニアックです。太腿の丸みを強調してみたかったのです。
もうちょっと手前下からの反射光がほしい。






初めての撮影会のこの状態で笑顔ですかぁ、身長157cmの大型新人です。




まだ慣れていない新人モデルさん。こちらも素人カメラマン、おあいこです。
自分の身体(手・足・頭など)がどう向いているか理解していません。
ポーズの指示はできる限り具体的なように心がけるのですが
「左手をもう5cm右に」 これが意外と難しいのです。自分でやってみればわかります。
カメラマンから見て左なのかモデルの左なのか
5cmってどれくらい?
左手だけを動かしてほしいのですが、右手も肩も動きます。
なので、「5cm」は「もうちょい」と大差ないのです。
こういう場合は、モデルさんに連続的に動いてもらって、バシャバシャ撮るのがベスト。