舞鶴
場所 :    京都府舞鶴市 
日時 :      2018/6/30 
モデル:アートレート きなな 
第2次大戦中の弾薬工場は海軍だけで全国に3箇所あり、ここは海軍第3火薬廠です。
敷地600万m2(6平方km)もあり、見ることのできるのはごくごく一部です。
今回訪れた建物が一体何だったのか、よくわかりません。
原料を化学反応させて火薬を作っていたのか、それを精製していたのか
あるいは火薬を乾燥していたのか、何かの形にしていたのか、貯蔵していたのか。
火薬を製造していたのなら、化学反応で発生するガスのため太い排気ダクトは理解できるのですが
反応装置の痕跡も見当たりません。
もし火薬を成型していたなら、爆発被害を小さくするため壁は頑丈に、屋根は吹き飛ぶように
するのが常道なのですが、この建物は逆です。鉄筋コンクリートの屋根と木造の外壁。
一体何をする建物だったのか?









ただのトンネルにしては短かすぎます。上を通る道路も線路もありません。
これは防爆堤防に明けられた通行トンネルです。


建物の中に雨水が30cmほど溜まっています。もともとは木の床があったのかも。
火薬を扱う建物では床も壁も木を張って、金属が露出しないようにするのです。






色の設定をすこし青い目に。












「オフェリア」を連想して撮影してました。「ジュリエット」ではありません。




画面に色を足すため思いつきでシダを持ってもらいました。














この暗い撮影は随分悩みました。どう設定すればいいのやら・・・
なので現像でいろいろイジッてます。撮影時の設定だけでは処理しきれなかったのです。
レンズのせいでも私の腕のせいでもあ〜りません。カメラの能力限界です。キッパリ