杭瀬

場所 :尼崎市杭瀬 スタジオ .
日時 :    2020年9月6日 .
モデル:   Artrait キナナ .

今回の撮影は「爽やか」  ここ数回も暗〜い撮影を続けていたので
明るい・爽やかな写真にスルゾ〜〜〜〜
そういうのが得意なカメラマンさんが羨ましい、というのが本音です。
ボクだって出来るんダ〜イ

自然光が主体のやわらかい光で撮影、といいながら主催者のライティングは実はコッています。
夏の昼間の逆光に負けない照明をしているんです。



ドレスから覗く脚がなぜか太く見えたのです??? 先月はそんなことなかったのに・・・
太ったのか?(心の声)
解決は  あ と で


気を取り直して構図を見直し。
画面が破綻しない程度の遊びを加えて♪


これは撮影中の単なるスナップ。 カメラマンもモデルもいろいろ試してみるのです。
たいていは失敗しますが、中にイケそうな予感がする時も。
今回はクルクル廻ったので一瞬を捕まえるにはモータードライブが必須です・・・
私は完全マニュアルの一発勝負。速押しすると指がツリます。


私には曲が聞こえましたデス。 リベルタンゴ
Piazzollaが 1974年にイタリアで発表したタンゴの名曲
ペロンが大統領になるような母国アルゼンチンを離れていた。
私は一体いつごろ誰の演奏を聴いていたのか全く覚えていない。
コンサートなのかLPなのか放送だったのか?
ただ、歌のないことだけを覚えています。
ネットには英語・仏語・独語などの歌詞が見つかります。
Strange, I've seen that face before
Seen him hanging round my door
Likea hawk stealing for the prey
Like the night waiting for the day

Strange, he shadows me back home
Footsteps echo on the stone
Rainy nights on Haussmann Boulevard
Parisian music drifting from the bars

Tu cherches quoi?
A rencontrer la mort?
Tu te prends pour qui?
Tois ausi, tu detestes la vie.

Dance in bars and reastaurants
Home with anyone who wants
Strange, he's standing there alone
Starting eyes chill me to the bone

Dans sa chambre
Jo





初心に立ち返り、爽やか撮影に挑戦しましたデス。
まずは、明るく・ちょいと青っぽく・ちょいボカシのはずが大ボケ・・・




ここで一服、遊び現像を投入。白黒では面白くないので赤だけにしてみました。
爽やかではないけど暗くはないのでヨシとしよう。




ピンヒールを渡して「ブン殴るポーズ」を
まだ爽やか撮影の範囲内です。


トコトン爽やかカワイイ系に挑戦。 感じが掴めてきたかな。


爽やかに見えてチョット怖い眼。 僕は好きですヨ。




ここでようやく気付いたのです。 脚が細いと。
太く見えた原因は
  @広角レンズに近い部分は大きく映る
  Aスカートから覗く部分が短いと太く感じる
  B赤いスカートから覗く素足は膨張色
本の題名に他意はなく手近にあった赤いものを持ってもらっただけ。


筋肉というよりも筋フェチな私は、左足を伸ばして右脚をかかえこんで・・・ お願いしました。
主催者から一言「長くはできませんヨ」 頑張ってもらいました。


それを爽やか系に現像処理しました。




どうしても撮ってくれと暗闇から呼ぶ声がするのです。大げさな




写真としてはダメダメなやつですが、ポーズを変える途中の一瞬は筋肉の緊張と弛緩が混ざります。




脚が太くみえていたのは錯覚だったのです。


爽やかでないのはわかっていますが、また聞こえてくるのです・・・
撮ってくれという声が天井の模様から配管から。何の撮影ヤネン


↑違うのは目線だけ↓

なぜ左右反転したか? アレですよ アノ絵。


遊びの現像をしてみました。光量・彩度・あれもこれも
壁の絵がおもしろいのでそちらを主役にしてみました。


爽やか撮影に戻って(ナンベン戻るンヤ?)


ちょっと色っぽいのも混ぜてみよう。少し唇を開いてもらうべきでしたネ。


古い古いフィルムカメラには古臭〜い宣伝パンフ風写真で。
Carl Zeiss Jena 唯一のフィルムカメラだそうです。
Carl Zeiss Ikon には多数のカメラがありますがレンジファインダーなので・・・






オジサン趣味で覗き見気分・・・(ポーズにいろいろ注文つけているんですヨ)


撮りようによっては気怠い午後の気分にするカメラマンもいるでしょうね。






今回は爽やか撮影に徹する意気込みでした。(そうでないのもありますが)