高津2  コメント付
場所 :大阪市中央区高津
日時 :      2024/4/4
モデル:      大坂あい

予定していた撮影がキャンセルになり、急遽撮影をお願いしたのです。
朝のうちに雨はあがり、曇りから晴れに。モデルさん「私は晴れ女♪」
満開の桜撮影は一体何年ぶりなんだろ?
今年も夜桜祭は中止だそうで、ぼんぼりや屋台はなし。なので見物客はわずか。


撮影はじめはこの通り曇っていて、ちょっとエー感じ


決して女子高生ではありません。そういうコスプレ撮影もしてみたいけど。




満開の桜の下、モデルさんの衣装と桜の幹が偶然似た色あい。




これでもかというくらい満開

桜の木の下には死体が埋まっている、という話題から「桜の森の満開の下」 坂口安吾の美しい小説
死体うんぬんの元ネタとなったのはこちら「桜の樹の下には」 梶井基次郎の駄文


手の位置だけ変えました。





なかなか良い撮影スポット。石垣もよ~く見ると面白い石が♪

 
左:撮影生データ  右:現像処理後
あの世から声が聞こえる気がしたのです(ウソウソ)




なぜかここだけ光が射しています。ここにも面白い石が♪






巫女に偶然出くわしました。さてアヤシイカメラマンと偵察に来たかも。


狛犬の台座の家紋、ハテ?見たことない、持っている紋章集にもない・・・
「西」なのか「酒徳利」なのか?






年齢不詳なモデルさん、いいなあ



カワイイ系の桜撮影も混ぜておかないと怒られチャウ。


どこが桜撮影か? 左奥にポツポツ見えるでしょ?
実はアーモンドの花だけど♪


お堂の窓が開いてたので失礼して、列車の窓風に1枚。


窓から手を振る姿が「ヤンゴトないお方みたい」らしいです。


ではそのようなポーズをお願いして、現像もそれなりに♪


境内から西を望む階段踊り場、並ぶ名前は有名人ばかり。
右より                                
「嶋田忠幸」 彫刻家 近くの勝山高校の縁か       
「松本利佶」 八幡電気軌道・東讃電気軌道とアヤシゲな
詐欺事件に加担した人物                   
「片岡愛之助」 あ~説明不要ですよネ           
中央 「住友吉左衛門」住友家の3代目以降の代々当主
「米田幹郎」全国飴菓子工業共同組合長・扇雀飴本舗 
「三代目中村扇雀」   これも説明不要           
「四代目中村鴈治郎」 これも説明不要           
「四代目坂田藤十郎」 これも説明不要           


ほんのチョットお遊び追加♪


力強い腕、黒い鞭を持たせたくなりマス・・・




何が嬉しいのか記憶にありません。撮影中は笑顔を見せないモデルさん


この1枚を見て反省したのです。髪を乱すのを忘れていました。


透けるスカートの内側に何か妖しげなモノを隠している女


ここ高津宮は階段だらけ、神社の四方すべて階段なのです。
時は桜春ですが落ち葉が。楠の葉でしょうか?


あなたも自分の名前を出すことができます。20万円也♪


モデルさんへの注文「余計なモノを見せないように」笑ってました。




足を伸ばしたまま蹴り上げるのはバレリーナでない限り無理です。




撮影中に通りかかった女性とちょっとおしゃべり
するとスマホで自分を撮影してほしいと。モデルさん変じてカメラマンと為す



急遽きめた撮影のため、企画も予定もなあ~んにも考えず
神社境内をウロウロして行き当たりばったりで撮影しました。
屋外ロケの楽しみはこんなものサ笑



[ 脱線 ]                                 
参道入口鳥居の脇にある石柱「高津宮」


昭和26年に建てられ、書は宇垣一成のものだと。
モデルさんに自慢げに解説してしまいました・・・
宇垣は第2次大戦の最初、ハワイ侵攻作戦で
No2の参謀長を務めた軍人 と。 トホホ・・・   
チガイマス            
それは宇垣纏まとめ中将のほうです。
連合艦隊長官山本五十六のもとで参謀長だったが
ハワイ作戦では結局カヤの外の置かれ仕事をしていない。
山本はこれからは飛行機が来るとの信念だったが
宇垣はあいかわらずの大艦巨砲主義のかたまり。
山本の死後、戦況悪化して海軍主流から外され
最後は第5艦隊(船はなく飛行機のみ)長官として
九州の鹿屋・宇佐にいて、特攻隊の出発を見送るのみ。
天皇の終戦放送を聞いていたにも関わらず
8月15日夕刻5時に基地に残る全機11機で宇垣は
特攻に飛び立った。
翌日、海軍司令長官小澤治三郎中将は
「皇軍の指揮統率は大命の代行であり
私情を以て一兵も動かしてはならない。
玉音放送で終戦の大命が下されたのち
兵を道連れにすることはもってのほかである。
自決して特攻将兵のあとを追うというのなら
一人でやるべきである」と述べ
宇垣達に対する感謝状は起案させなかった。

長々と宇垣纏のことを書いて宇垣一成を忘れた・・・
まあエーか、小者だし♪