空堀3
場所 :大阪市空堀 スタジオ 
日時 :      2018/9/23 
モデル:  Shadowlights 仁美 
撮影始めたとたんに大問題が・・・ 4本のレンズのうち使えるのが2本だけ。
使いなれたレンズをオーバーホールに出したので、代役を用意したのですが
Jupiter-9 85mm/F2 → 何とどの距離でもピンボケ
Nikkor 85mm/F1.8D → どうしてもシャッターが切れない
Sigma 30mm/F1.4  → これはオッケー
Nikkor 20mm/F2.8 → カビ痕があるのを忘れてた
モデルさんに悪いけれど、冒険して「広角20mm縛り」
たった1本の広角レンズに縛られて不自由極まりないッス。
おかげで、こんな風に撮れるんだとか、アチャ〜〜という残念さに直面したり
いい体験になりました。 モデルさん、ごめんなさいネ。



たまたまカメラマンが私1人、照明も道具も自由にイジらせてもらいました。




最初は写すのに精一杯でピントを確認するのも忘れていました。


チャンと撮りました。




これは遊びの1枚です。


廃墟スタジオを利用して古写真っぽく。




















妖艶さを際立たせるためワザと斜めに。


背景に別のモデルさん。青色があると画面が引き締まるのです。




この1枚のため準備が大変で、写っていない主催者に助っ人してもらいました。


ここからは、影を主役にしています。最近の私のブームなのです。


立ち位置を変え、カメラに写る本人と影をできるだけ違ってみせるように。


本人の体のラインと影のラインを並べてみました。


↓↑ これも影遊びです。何を遊んだかは一目瞭然♪



撮影中に事故で照明ランプが昇天しました。 急遽LEDの登場です。


モデルさんと2人で「エジプトの遺跡みたい」



スタジオ撮影では照明や小道具についつい手を掛けてしまい、肝心の撮影時間が少なく
なってしまうのです。 一方、屋外ロケではレフ板程度なのでポーズや表情・動きに
時間を掛けるのでやっぱり撮影時間が足りない・・・

なぜ2本のレンズが使えなかったか、帰宅して調べて理由がわかりました。
撮影の前の週に手持ちのうち古いレンズでよく使っているもの3本を
サービスセンターでオーバーホールに出したのです。まだまだ現役で使いますから。
というわけで、Sigma 1本はいつもの、後は急遽登板のレンズ3本、これが失敗の元。
@ ロシア Jupiter-9 85mm/F2無限遠から近接まで全域でピントボケ
  某修理業者に固結ヘリコイドの修理を依頼すると
  現状のようになって戻ってきました。
  結局、同じ良レンズをもう1本買ったのですが
  悪いほうのクズレンズを持ち込んでしまったのが真相でした。
A Nikkor 85mm/F1.8Dどうしてもシャッターが切れない。
  カメラに見たことないエラーメッセージが出るのですが意味不明
  帰宅後マニュアルを読むと「MFレンズ用のボディ設定なのに
               AFレンズを取り付けている」でした。
  MFレンズばかり使っていたのに、今回のピンチヒッターが
  AFレンズだということの注意が不足してました。
  AFレンズでもマニュアルモードで使えば問題なかろう、と
  勝手に思い込んでいたのです。
B Nikkor 20mm/F2.8これをスタジオでAと交換すると問題なし。
  そりゃそうです。古いMFレンズですから。
  実はこのレンズも問題ありで使っていなかったのですが。
  ガラスにゴミや曇りが多かったので清掃依頼すると
  カビ痕がヒドク、写真に影響する、と宣告されたヤツでした。
  これも忘れていました・・・結果はオーライでしたが。