文の里
場所 :大阪市阿倍野区文の里
日時 :         2023/1/21
モデル: Shadowlights Nagi・優

今年最初のポートレート撮影、「旧正月でチャイナ」企画に乗りました。
とはいえ、何の準備ももくろみもなく、失敗の予感・・・
古民家を改造した座敷風スタジオをチャイナ風にするなどボーケンですな。


準備されたセットそのままに照明は置いただけ、モデルさんがやってきました。
さてどうしよう?今さら・・・


チャイナもさることながら右手の飾り爪が面白くてこんなポーズを。


↑と↓の違いは重ねた手指だけ。案外こだわったのデス。



これも違いは顔の向きだけ。いろんなこと試したアゲク。

チャイナドレスは身体にピッタリと着るのがやはり一番ですね。


赤は奥に、それ以外の色は手前に。


2本ポニーテールか丸い付け毛か、もっと中華っぽくすれば完璧。









時間がなくて照明を手抜きするとこのザマです。


右側からかすかな照明を当てるべきでした。掌で十分と考えていましたが。


右手の指は曲げて左手を際立たせるのを忘れていました。


左右の手をこれだけズラせばそんな必要はないのです。




不満はあちこちあるけれど、まあよし。


ときどき挟む影絵遊び


小道具の提灯を持ってもらったのですが、遊びを思いつきました。


マジックショーまがいの「空中浮遊」 提灯に点灯してればなあ。


指を体からどれだけ離すと良いのか、やってみないとわかりません。


胸のボリュームがわかるサービスカットを1枚




[閑話休題]                                  
文の里という地名は第2次大戦後につけられた新しい地名です。
近辺に学校が多いというのが理由だそうです。
じゃあそれ以前の地名は何だったのか?
調べてみました。               
1953年(昭和28)の地図では地名に文の里が出てきます。    
工芸高校や明浄女学の名前も。                   
1943年(昭和18)には文の里駅はありますが地名ではありません。

1925年(大正14)の地図には阪堺電車に文の里駅が見えます。
                  (住吉区田辺町)          
さらに遡った1902年(明治35)では天王寺から南へは「馬車鉄道」
平野への線路はありません。(東成郡天王寺村)         
さらに1900年(明治33)ではその馬車鉄道も姿を消します。   
                  (住吉郡天王寺村)