穴虫3
場所 :奈良県香芝市穴虫
日時 :    2022/11/20
モデル:   山南 あかね

数年ぶりにやってきたロケ撮穴場(個人的感想)。
他のカメラマンもネット上の写真も見たことないのです。(個人的意見)
話題になった場所・店舗・食べ物に集まるのは・・・アリンコ(個人的妄想)
10年前と同じく、人に出会うことがないのです。田舎はどこもそう。(個人的推測)
次第に近づくコロナ感染第8波の前の静けさ、2人で笑いながら
(2人で、は個人的評価。 さてモデルさんはどうだったんだろ?)
暗い暗い撮影をしていました。題して「暗い女
あ~ 大昔の曲「暗い日曜日Sombre Dimanche」を思い出した方
あなたは私と同じ[変人の年寄り]です。



最初に案内したここ、モデルさんは「いいなあ」 期待通りの反応。




逆光のアスファルトに落ちる影  ここから妄想がふくらみます。


あの壁は僕の知る限りイチバンなのです。




フレアやゴーストが出るかとビビッて太陽から逃げてしまいました。


ザラついた壁が心の中を表していると妄想したのです。


フツーの写真も混ぜておこう。


まったくのスナップ、なぜ撮ったか? 決まってますゼ、旦那。超遠近法




↑と↓ なぜ並べたか? 偶然に虫が写っていたのです。



色もさることながら、形がなんともエロチックなのです。




秋の気配を足してみました。 セイタカアワダチソウ




現場で「露地を子供が輪っかを押して遊ぶ」と思っていたのですが
あとで、「キリコの油絵」だとわかって納得。


あと10cm右に寄ってもらったらカンペキ


耳が光りで秋色になってるのを現像時に気がつきました。
↓のほうが画像として良いのですが、今回のお題には↑が良いのです。



ごく普通のツタの這う壁ですが、それだけでは面白くない。


ピンボケ  ゴメンナサイ  でも エー感じヤロ?




フワフワした背景にパキッとした衣装のモデルさん。


陽光のさすタンボの空には陰鬱な雲が広がりつつあります。


もっと盛大にゴーストが出るかと期待したのですが。


ここに「ちょっと待て、その自殺」なんて看板あったらなあ


ここは駅から500mなのです。


決して花盗人ではないですし、折ってしまった花をどうにかというわけでも・・・


花とモデルさん、全体の雰囲気は背景でずいぶん変わるのです。


わざわざ暗い森を背景に選んでいます。


来し方を悔いるのか迫る未来に挑もうとしているのかナンチャッテ


実はこの場所は暗い暗い木陰なのですが、天邪鬼に明るくしてみました。


ポッカリあいた空から射す光で逆に暗さが引き立つのです。


なので上を向いたポーズで。




ここ大坂山口神社はいつもヒッソリしていて、お邪魔するのも気を使います。




色のとりあわせが秋らしいです。


丘の向こうが奈良平野、聖徳太子の頃はまだ湿地帯、はるかかなたに大和高原
ここ穴虫は湿地帯南縁で大坂への街道入り口でした。