大阪をホジクル
9. お好み焼き粉

「タコ焼き器は大阪のどの家庭にもある」 本当です。
「大阪にはお好み焼き定食がある」    これも本当ですウドン定食もあります
「大阪人は誰でもタコ焼きをひっくり返せる」アタリ前です。
「大阪人はモンジャ焼がキライ」      全員が食わず嫌いです。
「広島焼きよりウマイと思っている」    食べたことがなくても。
「お好み焼きを誰でもひっくり返す」    残念ながら家内はヘタです。
「お好み焼きには小麦粉は使わない」   本当です。

その昔は強力粉・薄力粉・中力粉を好きなように混ぜてました。もちろん、ダシもそれぞれの好みで。
いざ作ろうとしたときに材料の粉が十分あることもなく、あるだけの材料を適当に混ぜるので、毎回味は変わりました。
商売ではない家庭料理なのでそれで十分だったのです。

ところが

「お好み焼き粉」 気が付けば身の回りにあったのです。そう、一体いつ発売されたのかわかりません。
      チキンラーメンの歴史はあるのですが、お好み焼き粉の歴史は知られていません。ナゼダ?
今や、いろんな会社が販売しています。
     
       日清製粉のお好み焼粉       おたふくソースのお好み焼粉
これを使うと、失敗しないんですヨ、奥さん♪
小麦粉・塩・鰹節・昆布などが全部入っており、あとは具を用意するだけ〜
メーカーによって味がどう違うか? 味の好みは家庭によってバラバラなので
自分の好みに合ったのを見つけるまでいろいろ試すしかないのです。

もちろん、ソースも自分の好きなのを探して下さい。
くれぐれも「中濃ソース」などという半端物は使わないように。
「ウスターソース」「トンカツソース」「ドロソース」この3種類を混ぜるのです。醤油を混ぜてもOK

あ〜ここまで読んで、大阪人のコダワリ食い意地とも言うをわかってもらえました?


我が家の夕食で家内のお好み焼きにソースを勝手につけると怒られます。