大阪をホジクル
21.セイボのアメ
たまたま早朝のTV番組(大阪ローカル)でおっさんタレント2人が大阪のうまいものを探しあるく、というのを放映してました。
普段なら見ただけで忘れてしまうのですが、なぜか気になって店(工場)へ行きました。
飴屋さんです。
場所は天王寺から南へ1駅。
住宅街で用事がないので一度も降りたことのない駅でした。
要するに飴を作る工場で、大阪伝統野菜を使い
さらに野菜の形そっくりにしたカワイらしい飴なのです。
大阪に住んでいて現在は九州に住む方への歳暮にしようと思ったのです。
狙いは良くて、あとでお礼の電話をいただきました。「珍しいし、カワイイ」と。
ただ、手間が想像を絶することになっちゃいました。
11月某日(平日)午後1時ころ、駅を降りてウロ覚えの記憶を頼りに工場を探し
少し迷ったアゲクに建物を見つけました。
インターホンを押すも返事なく
少し待ってから再度押すも・・・
照明はついているのですが、人がいるのかいないのか
結局あきらめてスゴスゴ退散。
翌日ネットで直接に工場に注文。
自分で味を確かめるため2袋を注文しました。
1袋に12粒入って 1080円
振込みか代金引換宅配を選ぶので代引にしました。
1週間ほどして、ダンボールに入って届きました。
手数料込みで3100円。 オ〜 そうなるか
TVで見たとおり、小さな野菜の形をした飴です。
12粒では歳暮としていくらなんでも貧弱です。
そこで、以前に買って食べたことのある中崎町の煎餅を一緒に送ることに。
自宅から地下鉄で9駅目、あ〜面倒だなあ。
店番のオバアサンとあ〜でもない、コーでもないといろいろ無駄話をして
もっとおいしそうな煎餅を発見して正月用にまた来ることに。
かかった費用
飴 1080円
煎餅 370
手数料 470
地下鉄 800+540
宅急便 500
合計 3760円也 あっちゃ〜〜〜〜〜
手間と費用がかかった割りにショボイ品物になりました。
大阪人として大失敗です。真の大阪人は
よい品を安く、高い品を安く 買うのが腕のみせどころ。
安いものを高く買ってしまったわけです。