レンズ 拾弐の沼
マニュアルレンズは面倒
他のカメラマンの持つレンズを見るとドデカイオートズームが多いです。
変わったカメラマンは
私 10年前のフルサイズ一眼レフ + ウン十年前のオールド単焦点レンズ
A 可愛いフィルムカメラ(ライカ)+ 35mm標準単焦点レンズ
アレ? 2人しかいない・・・
某モデルさん、最近Nikon Z50 ダブルズームキットをお買い上げ。 スゲー
そりゃあ便利ですゼ、お嬢。
ズームだし、オートフォーカスだし。僕だったらフルオートで撮ってしまうかも♪
なぜ、中古カメラに中古レンズを使うのか? 安いからに決まってまっセ、旦那。
ポートレートで前後(特に後ろ)をキレーにボカシたい、でもできるだけ明るく。
こんな欲深い妄執を満足させるにはかなり古いレンズしかないのです。
そうすると、自動的にマニュアル操作(距離も絞りもシャッター速度も感度設定も)するしかないのデス。
50年前のロシアレンズなど下手すると距離調節もアヤシイ。
さらに決定的なのは 老眼 ファインダーを覗いてもピントが合ってるのかどうか???
ライブビュー(カメラ背面のモニターで見る)も同様。電池の消耗も早いし・・・
そこで編み出したのが
自動距離設定(自分が動いて距離あわせ)
(この辺と当たりをつけ、ピントを固定したまま自分の体を前後して複数枚撮影)
(要するに 数打てばどれかが当たるカモ)
デジタルカメラだからこそできる荒技♪
欠点は、設定データがないこと。 再現不可能なのです。
(距離・絞り)
ネットでこんなカメラをポチッとしてしまいました。
Carl Zeiss製のWerra 1950年代の古いフィルムカメラ
シリアル番号4275851 から推測すると 1955〜56年製かと。
蓋をとると Tessar 50mm F2.8 が出てきます。
レンズ胴の距離と絞りをセットするだけ、簡単です。
なぜ35mmではないのか不思議
蓋を逆向きにつけるとレンズフードに
使い方の裏技があるのです。
蓋の先端だけを外すとレンズがチョコッと見え撮影可能
距離も絞りもあてずっぽうですが。距離は6m、絞りはF8、シャッター速度は1/125 位にしておけばどうにかなるハズ
なにしろ Tessar ですから。
撮影会のモデルさんに持たせてみようか、という爺いの企みデス。
私自身がこれを使うか考えてないのデス。