60.コロナ禍の空港
今現在の空港の衛星画像はありませんが、今年のならGoogle Mapで表示されています。(何月かは不明)
どこの空港も(日本国内も)閑散としているのはモチロン。
さてジャカルタ Soekarno-Hatta空港はどうだろう?
下側の半円がターミナル1、上側がターミナル2。白いのがターミナル3
右上へ延びる道路はジャカルタ市内につながります。
こんなに小さいとな~んにもわかりません。
空港入口から南へ延びる道路は工事中であちこちブツ切ですが、完成すればタンゲランやチレゴンには便利です。
ターミナル3には整然と旅客機が並んでいますが、整然としすぎているかも?
ここも普段と変わらないように見えます。駐車場には自動車が結構多いです。
ターミナル1に駐まる航空機の数は普通ですが、駐車場がカラ。 さらに左下には多数の駐機があります。
誘導路にようやく1機。
ターミナル1の左下はさらにエライコトになっています。
奥の飛行機を先に出すことは不可能です。 誘導路にも3機が。
右端に見える青い屋根は大型機のハンガーなのですがコンテナらしきものが前に山積みされて出入り不可能。
ターミナル2の左側のエプロンには1機だけですが草地の中に数機が放置されています。
左の2機はずいぶん古いかも。尾翼がなかったり機首がオジギしています。
右の4機も同様で、草木に飲み込まれつつあります。
ボーディングブリッジがあちこちに放置され、修理どころかスクラップ処理すら放棄。
赤丸には大型機の胴体を建物代りに使っているように見えます。
衛星画像で見える数は 215機
そりゃあ、地方空港はカラになって当然ですね。
念のため東ジャカルタにあるHalim空港も見ると、こちらは軍用なので落ち着いています。
一応国際空港なのですが海外との定期便があったのかどうか、時間の無駄なので調べていません。
画像を拡大して何かおもしろいモノがないか探していて空港南西に発見♪
外周道路ぞいにバス停があるんです。本当に走ってる? ベモか?
拡大してみると
Jl.Squadronは構内道路、モスクがあるが、バス停はどうかな?
StreetViewで見ると
樹木の向こう側は空港、手前右手の緑色の建物はモスク。
KULUAR出口 ということは一方通行なのか?じゃあバスはやっぱり嘘か?
さらに寄ってみると
構内へ入る細い橋があり、右手鉄骨屋根(絶対に住宅ではない)の下にはカキリマやテーブルが見えます。
白い上着のオッチャンはモスクの関係者、灰色上着のオッチャンは役人か?
白い帽子と黒い帽子の違いは・・・忘れました。
問題はオネーサンで、モスクの信者ではなく誰かを待っているらしい。
構内から出てくるバイクかあるいは外からの迎えのバイクを待っているのでは?
バイクのニーチャンは明らかに通勤。滑走路の向こう側の施設から帰ってきたのでしょう。
バイクを右の屋根の下に停めていたのです。
橋の向こう側をよく見ると、水色の車が停まっていて制服のニーチャンが座って休憩中。
構内道路には複数の車が停まっていて、バイクが走っています。
ここはHalim空港の通勤用裏口なのです。
まだ橋に納得していないので、もう少し探索。
左側の建物はモスクの一部、手足の洗い場ですが、さらに左には10台以上の駐車スペースが。
橋のすぐ左には固定屋根の下にカキリマがおり、橋に向けてテーブルも出ています。
橋そのものは道路から数段低くバイクは通れません。
橋の向こう側に停まる水色の車は空軍の警備車でしょうか、それとも通勤バス?
通勤者はここで車やバイクを降り、向こう側で待つ車に乗り換えるのです。
この写真は朝の撮影です。東から光が射しています。3枚の画像で太陽の高さから時間を想像してください。
ということは先ほどのバイクのニーチャンは誰かを送ってきたのです。
とすると、ネーチャンは一体誰を待つのか? 本当にバスを待っているのかも。