41.サヌールにて
今年2005年夏のバリ旅行は真っ先にウブッのホテル予約から始まりました。予約で一杯なのでできるだけ早くから押さえておかないとダメなんです。フライト予約と関係なしに日程を決めたものだから後でフライトを調べると1泊よけいに泊る必要があり、代理店の薦めるサヌール南端のプリ・ゴパという小さなバンガローに1泊しました。たった25室しかない小ささです。(もっともウブッでは6部屋のバンガローの予定ですが)
事務所裏に3階建の部屋を工事中でした。3階からだと海がよく見えるでしょう。
STANA PURI GOPA
Jl.Kesuma sari No.4 Semawang, Sanur
Tel 62-0361-289-948
http://www.purigopabali.com

公表料金はこのようになっています 2006年4月まで
スタンダード  $40++
デラックス   $50++
朝食は$3だそうです
代理店に依頼したので料金はかなり安くなりました。
デラックス 1泊朝食付き $33.3(税込)


フロントのお姉さんにはお世話になりました。

ロビーの後ろはクスマサリ通り。

各部屋へはこの小道で。


意外に(失礼)立派な飾りのあるプール。

部屋玄関は民族調の飾りつけ。

泊ったこの部屋はデラックスルーム、AC・TV・冷蔵庫・バスタブつき
スッキリした部屋とベッド。

バスルームはピンク色の大理石貼。
思ってた以上にお湯は早く一杯になりました。
洗面所も同様の感じに仕上げてあります。

朝食はレストランで。僕はスクランブルド・エッグ
家内は野菜オムレツを頼んでみました。
早朝のクスマサリ通り。ちらほら人が見えます。

日の出直後のビーチ。

ボートや小舟がたくさんもやってあります。



泊った印象は
サヌールでそれもかなり南端(バリ・ハイアットのさらに南)でひなびた避暑地という雰囲気の環境、あたりにはたくさんのレストランやミヤゲ屋もあり、日本人客はまったくというほど見ませんでした(1日だけでしたが)。
海岸にも近い(約200m)ので水着のまま行き来でき便利です。
宿泊していた客はほとんどが小さな子供をつれた西洋人家族で、浮き輪などが部屋のテラスに干してありました。庭は緑が濃く中央にプール(10mくらい?)もあり安心して子供を見張れます。値段を見ればわかるように高級ホテルでも中級ホテルでもなく、いわば高級民宿といえばわかってもらえるでしょう。食事は部屋ではなく併設のレストランで食べます。アメリカン・コンチネンタル・インドネシアから選びます。味には格別の印象はありません。誰でもOKな標準的な味でした。レストランのニーチャンはインドネシアを薦めてくれたのですが、じゃあ何の料理と聞くと「ナシ・ゴレン、ミー・ゴレン...」というので朝からはコリャダメダ。
ホテルの部屋・プール・フロントの働き・レストランなどまったく十分で、安く滞在したい(できれば長く)人にはおすすめです。虫除けベープも標準装備!
1つ気になったのは、便利なロケーション(通りに面している)のため夜間のバイク・車の音が予想以上だったことです。ただこれはウブッの村はずれのバンガローと同じ環境を期待していたためで、眠れなかったというわけではありません。あたりが静かなだけにかって車の音が大きく聞こえるようです。日本ならごく静かな環境といえます。私の自宅は国道1号線に面していてそれでも平気で寝てますから。要は何を期待して旅に出るかでしょうね。だから海岸での遊びを主体にした家族ずれ旅行ならピッタリかと。恋人との旅行にはチト向かないかなあ。

よもやま話
到着したのが夕方6時ごろ。サヌールは初めてだったのでフロントで「近くにおいしいレストランある?」と聞くと「はい、近くにたくさんあります」う〜ん、お薦めを聞いたんだけどなあ。まあいいいか。ホテルを出るとそこはクスマサリのロータリー。左のほうがニギヤカなのでそっちに行ってみると、あるはあるは。レストラン・カフェ・ミヤゲ屋が並んでいて、西洋人ばかり。日本人はいないなあ。
レストランから戻ってきて、翌日に行きたいサロン(デンパサールにある)に予約を入れてもらおうとしました。ところがその電話番号はもうつながらないのです。あちこち電話して調べてくれた結果、場所は変っていないが店名が変ったとのこと。もう営業時間をすぎているので明日電話しますとフロントのお嬢ちゃんは言ってくれました。ゴクロウ様。
さて翌朝、フロントにいた別のお嬢ちゃんに確認すると知らないと。ありゃ、昨日お願いしたんだよと言うとノートを出してきてパラパラめくると出てきました!ホラネ。お嬢ちゃんはさっそく目の前で電話してくれて、アッという間に一件落着。サロンの住所・電話番号を書いたメモをくれました。
嬢「タクシーの運転手に見せて」
私「わかった、ありがとう」
嬢「どうやってサロンに行きますか?」
私「10時にチェックアウトするのでその時にタクシーを呼んで下さい」
嬢「わかりました」
というわけで家内とお嬢ちゃんの写真をとったのが上の2枚です。

2006/2/25追記
YASUOさんのHPでクスマサリからプリ・サントリアンにかけての店が全部撤去されたそうです。有名なママ・プトゥも。跡には米系の大型ホテルがくるのではないかとのウワサ。地元バンジャールとして決めたことだから、そのほうが良いんでしょうねえ...
年に1度おじゃまするだけの旅行者は嘆息つくだけです。


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