283.急な帰国

すぐ帰れと電話があり、バリ滞在を切り上げて帰国する事態になりました。
こういうときに限って問題が次々起こるものです。(○○の法則と言うんだっけ?)
みなさんの参考になればよいのですが。(ならないことを祈ります)
予想できる問題点
①今日・明日の切符が手に入るか?
   帰国の連絡が何時にあるか、宿がどんな宿なのかによっても違います。
          (なぜ宿が関係するか
            高級ビラ   => スタッフがすべて手配してくれる
            中級ホテル  => 出入りの代理店がある
            安宿ロスメン => 自分ですべて手配     )
   当然、空席状況によっても違うことは覚悟しましょう。
          (いくらお金があっても満席なら乗れません)
   JALの直行便はなくなりましたが、経由便(シンガポール・クアラルンプル・台北など)も考えてください。
          (経由便だから遅いというわけではありません)
   GA直行便の出発時刻(2010/11月現在)GA88000:55成田着 08:50
 GA88801:30名古屋
 GA88201:00大阪
   経由便の出発時刻(2010/11月現在)GA87000:40発  ソウル着      08:30OZ10210:00成田着 12:10
 CX78416:00発  香港着       20:45CX52401:05成田着 06:00
 TG43216:10発  バンコク着     19:25TG64223:50成田着 07:30
 MH85016:15発  クアラルンプル着 19:10JL72422:50成田着 06:40
   このような経由便は代理店によっては思いつかないかも知れません。
   経由便でもOKであることを伝えて、最も早く着く便(早く出発ではない)を探させましょう。
 もし帰国の連絡が昼の12時にあったとすると、
   近くの代理店に連絡するまで多分2時間はかかるでしょう。(国内との連絡後)
   支払いの問題がなければ30分~1時間で切符は入手できるはず。
   チェックアウトに多分30分必要でしょう。
   空港まで1時間30分
   ここまでで夕方5時になるので、経由便は不可、直行便ならOKということがわかります。
 もし帰国連絡が夕方6時にあれば?
   代理店に連絡する時刻が夜の8時になるので、手配は不可能となります。
僕の場合、帰国の連絡があったのは夜の7時。すでに手近かな旅行代理店は閉まっており
携帯電話で翌日の手配を予告するのが精一杯でした。

②エコノミかビジネスか?
  切符手配のしやすさを考えるとビジネスですが、2倍ほど高い(片道7万円)
  もし2人あるいは4人家族だとツライ値段になります。
  帰国後にそのまま徹夜するような事態が待っているなら、ビジネスを勧めます。
  体を伸ばして少しでも寝ることができれば、帰国後が楽です。
  このような事情からビジネスで依頼したのですが、なぜか代理店はエコノミで手配しており
  すぐやり直すよう指示しました。
  緊急時は電話で依頼するので、名前・便名・座席クラスなど間違えがないよう確認が必要です。

③切符の手配
  ネット上で自分で手配するのは難しいでしょうね。
  GAのHPでは72時間以上前でないと受け付けてくれません。
  僕の場合はホテルに頼んで近くの旅行代理店Aから買うことになりました。
  ホテルがよく使う店ではあるのですが、航空券の発券はできない代理店なので
  そこからさらに別の代理店Bに連れていってもらったのです。
      おもしろいことが判りました。
        代理店A  Bebek Bungilの近くの店
        代理店B  ゴータマ通りにある店
              発券はサヌールにあるBの本店C
              ところがCはジャカルタにある会社Dの支店
                         (ここ知ってる~)
  このような発券事情は旅行者にはわからず、緊急時にはイライラしちゃうでしょうね。
  飛び込みで買おうとしてマゴツクかも。まして宿がロスメンの場合は
  代理店にもイロイロあるという事情は知らないでしょうからますますです。

④支払い
  発券できる代理店でカードで払う段になって、どういうわけか僕のカードが
  扱えない( not accepted )と言われました。確かに読み取り機にはそのように
  表示されます。ほかのカードを持ってないか(VISAあるいはMASTER)と言うのですが
  残念ながら持っていませんでした。
  Not Accepted が本当なら宿の支払いもできません。何年もこのカードで支払ってきたので
  まずは宿に戻ってカードのチェックをしてもらうと何の問題もありません。
  代理店の読み取り機かあるいは銀行システムの問題なのでしょう。
  とはいえ、代理店でカードが使えないなら現金で払うしかありません。
  まずは、手持ちの現金で充分かどうか、不足するならATMで引き出すしかありません。
  調べるとギリギリOKの手持ちがありました。
  狭い村のことなので宿と代理店の信用もあり、現金を渡してあとで切符を届けてもらうことに。
  普通なら代理店に出向いて現金と交換ということになります。

⑤切符の入手
  航空券は電子チケットになっており、印刷したものを受け取りました。
  券面上での値段はノーマルの値段なので何と 片道1人 2013$ 約20万円
  ビックリですが、実際に払ったのは③の通り7万円程度でした。

⑥さらに
  切符を手にしてから3時間ほどあとに宿のスタッフから
  「代理店にGAから連絡があり、出発時刻は航空券に書いてある01:00ではなく
    03:20 だそうです。」
  夜3:20出発だとその2時間前1:20に空港到着?
  そこで、ウブドで普通通り夕食をとり、夜10時ころに出発、11時チェックインとしました。
  これなら運転手君も12時頃には村に戻ってこれます。
  普通なら出発の2時間前にチェックイン・カウンターが開くのですが
  ビジネスはもっと早くから受付てもらえます。(こういうのも便利ですね)
  ラウンジでゴロゴロ(寝ている人も大勢います)軽食もOKです。
  あまりに遅い時間なので免税店も軽食店もすべて閉まっており、ビジネスにして正解でした。