266.稲刈り

Alam Jiwaで泊まっていた部屋はMerpati(南端の2階)で部屋の前後がタンボなので
ニュークニン村方向はこのように見えます。

まだ稲穂には緑色が残っていたり、隣のタンボはまだまだ緑です。


ですが、ある日稲刈りが始まりました。オバチャンたちがやっています。
スタッフに聞くと村の人ではないけどバリ人だと


アゼ道を掻き分けて近づきました。イナゴのような虫はまったく見かけません。


日本と違いタンボの水は残っており、グチャグチャの上に稲株があるので歩きにくいです。
オバチャンたちはご覧の通りハダシです。




向うのほうで刈り取り、2つのカゴで籾を落とすのですが、こんな風に力がいります。
カゴの陰で見えないオバチャンも実は大事な仕事をしてます。


そのオバチャンは鉄棒を曲げた道具で残った籾を1粒残らずシゴキ落とすのです。
大事な米粒ですもんね


夕方までには1枚のタンボが終わりました。
白いビニール袋に籾を入れてタンボの持ち主の家に届けるのです。


宿のスタッフの休憩時間です。


次の日は残ったワラを燃やします。でもこの煙が僕の部屋にまで押し寄せてきて
蚊も虫も逃げちゃったので、これもよし。


このタンボでは稲の根本15cmくらいのところで刈るのですが、別の場所(プヌスタナン)では
穂の部分だけを刈っているのを見ました。村によって違うのか、植えた米の種類によって違うのか聞きわすれました。