249.The Pond
ハヌマン通り南端の三叉路からすこし南にタンボが見え、その向こうにはテガル・サリが望めました。(過去の話です)
2年前にそのタンボを望むようにレストランができました。「Pundi Pundi」。
今年2009年7月、さらに眺めを遮るように大きな建物が工事していました。
それが「The Pond」というレストラン。2009年9月にはオープンしたそうで、APAのニュースで知りました。
ここまでは紹介済みの話です。
完成した建物の外壁彫刻がどうなったか、それが知りたくてネット検索してみました。
(残念ながら僕の知りたい写真は見つけることができませんでしたが)
1番目 The Pond Restaurant, Banquet & Lounge
www.artinibaligroup.com/the-pond-ubud-restaurant/
2番目 The Pond Restaurant, Banquet & Lounge, ウブド: レストランの口コミ ...
www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g297701-d1180004-Reviews-The_Pond...
当然、1番目をまずクリックすると
そのすぐ下に外観写真があります。
ツッコミ所がこの写真にはあるのですが、それはさておいて
僕が気になったのはページの一番上「artinibaligroup.com」と
その下の緑色のタイトル「The Pond Artini Cottage Pundi Pundi」なのです。
要するに、The PondもPundi PundiもARTINIグループだということなのです。
ご存知のようにバリは村より小さな地区(バンジャール)単位の寄せ集めなのですが
もちろんそのバンジャールを超えて結婚することもあれば、バンジャールを超えて投資することもあるわけです。
ARTINIはバンジャール・パダンテガルの中心にあって、3番目の宿ARTINI3はプンゴセカンにできました。
通りに面した土地ではなくはるかに奥まった場所ではありますが。
一方、Pundi PundiとThe Pondはプンゴセカンでも一等地にあります。昔からある近隣からは反発もあったでしょう。
数年前にパダンテガルとプンゴセカンとのバンジャール間でもめごとがあったのを覚えています。
祭礼があるときに自警団Pucalangを目にすることがあります。
Pucalangはバンジャールにある商店や住民(これには外国人も含まれる)から費用を徴収して運営にあてている。
(言葉は悪いですがミカジメ料みたいなものです)
問題はバンジャールの境界があやふやで、近年になって商店や住民が増え徴収金が大変増えたことなのです。
境界付近からのアガリがどちらに属するかで一触即発になったのが数年前というわけです。
ARTINIがこの問題をうまくサバいて現在の場所に建設したということは
政略○○?
な~んてことを想像してしまうオバカな僕です。