215.シドゥメン訪問 その1
ウブドの宿のスタッフにシドゥメンまでの車の手配をお願いすると、帰りは何時に迎えに?と聞かれちゃいました。
いや、帰りはシドゥメンの宿で手配するから片道だけね。
やってきた運転手は今回行く宿に以前行ったことがあると。
あ~だったらラクチン。こちらは窓の外を眺めるだけでいいんだ~。
うまく探してくれたスタッフに感謝です。
シドゥメンのタボラ地区にあるホームステイ Pondok Wisata Lihat Sawah
ウブドから1時間半で到着です。
谷あいの小さな村でハッキリ言って何もありません。それがいいのです。
最近ようやく2軒の外人向けワルンができたそうで
ミヤゲ物屋?コンビニ?3食宿で用意するくらいですからそんなものはありません。
訪れる観光客はヨーロッパ(特にフランス)人が多いそうです。静かな田舎暮らしで休暇を過ごすんでしょうね。
Lihat Sawahは谷間を望む丘の上に約10室が並ぶ宿で、2階建のスイートから冷水シャワーだけの小部屋までいろんなタイプがありました。予約時に浮かれていて、どの部屋なのか料金はいくらなのかも聞かないでいたのですがスイートの次のクラスの部屋を用意してくれていました。眺めは1番いいです。
写真の建物の1階がオフィスで2階に並ぶ2室の左側が僕達の部屋、ベランダは共有です。
到着して早速に電話をしました。近くに住み農業と織物をやっておられる方に会うためです。
宿からごく近くに自宅があり、案内していただきました。
そのときの話は別の機会に。
急流くだり(ラフティング)で有名なウンダ河が右から左へ流れています。
画面右端には天気がよければアグン山が見えるのですが。
谷の向こう側は別の村Sangkangunungです。夜には村の寺のお祈りが谷を渡って聞こえてきました。
山の上にチョコッと見えるのは寺で、そこからの眺めは素晴らしいそうです。残念。
宿の食事は独立したレストランでします。ヨーロッパからの客がほとんどなので、西洋料理とインドネシア料理から選べます。
種類も味もソコソコ、悪くないです。欲を言えば土地のバリ料理もあるといいんだけど。
谷の朝は煙で霞んでいます。
すこしづつ明るくなってきました。
アグン山は宿の正面から右手にあります。結局この一瞬だけ見えました。
実はここシドゥメンは雨期は米、乾期は唐辛子の2毛作地帯です。だから、7月の今頃は見渡す唐辛子畑、Lihat Cabe なのです。でも一見タンボに見えます。近くに寄るとアザヤカな色で結構綺麗です。どうしてもタンボが見たいという方は雨期に来てください。
近寄ると今の時期はもう黄や赤の実ができています。
唐辛子は近寄るとこのように意外な美しさ。
宿のあるタボラ地区の朝を歩いてみることに。まずは、谷の反対側までブラブラ。
唐辛子畑の中をまっすぐ道が通っています。
最初の橋の手前に看板があります。
高級ビラSacred Mountain Sanctuary入り口で、建物は見えないはるか奥。
橋はこの通り板張りで、少し痛んでいますがまだまだ大丈夫。ずっと向こうに2番目の橋が見えます。
毎朝の掃除から帰ってきた子供達。
2番目の橋はウンダ河の本流にかかっています。
渡って横から橋を見ると綺麗な水で、アヒルが遊んでました。
さらに上に登って見下ろすと気持ちいいです。
ーーーー その2に続く ーーーー