204.バリ東部の宿
以前から東バリのシデメンやティルタガンガにはすばらしいタンボ景色があると聞いていました。
ウブドにのめり込む方からも、昨年見に行ったと自慢されてしまいました。チクショー
その人に負けないよう、1泊してでも朝景色を見てみようと簡単に考えてしまったのです(負けず嫌い)。
いくら宿が少なくても(逆にそんな辺鄙な場所だから客は少ない)どこかに泊まることはできるハズ。
(まあそれはそうなんですが、若者バックパッカーじゃないので宿は吟味します)
バリ島中央にウブドUbudがあって、東へ1時間でクルンクンKlungkung
その北東すぐにシデメンSidemen、さらに東へスラッSelat,アバンAbangに続きます。
このあたりはアグン山の裾にあたりますが、丘あり谷ありなのでどこからでも
アグン山の景色が広がるというわけではないのです(念のため)
ウブドだって、タンボが広がる景色なんてそんなにはないです。
だから宿によって眺めはまったく違うと覚悟しましょう。
まずは、どんな宿があるかめぼしいところを見つけておいて、あとは代理店さんに交渉してもらおうと、手抜き戦略をたてたのです。
ネット検索では
例えば「バリ イサ村 宿」で検索してみると
パタル・キキアン
「バリ シデメン 宿」で検索すると
リハット・サワ
「バリ ティルタガンガ 宿」で検索すると
グリア・スマルン・バンガロー
日本語以外の情報を探しても、ネット上では多分10軒くらいしか見つからないでしょう。
しかも、ウブドやクタのような安いロスメンはない!と某サイトの説明にありました。
それは、低価格で便利になればシデメンでなくなる、と村の人は考えたのではないでしょうか。開発が進んだウブドでは村の中央にコンビニやブランドショップができて、それでもウブドと言えるのか?状態になっています。同様のことがシデメンが陥らないよう祈っています。
代理店にお願い
上記の宿から2軒を選んで、予約してくれるようお願いしました。
①Patal Kikian
HPがなく電話番号しかわかりませんでした。
②Lihat Sawah
こちらはHPがあり、電話番号もメールアドレスもわかります。
ところがなぜか電話がつながらず、メールも返事なし、かなり長い間トライしてもらったのですが降参だそうです。番号間違いでないことを確かめ、さらに日本からも直接電話・メールしてみたのですが、同じでした。まったく原因不明です。だって2軒ともですから。
代理店もギブアップしたので、また来年があるさ、と日帰りツアーに変更。
その連絡をした翌日に、何とLihat Sawahからメールが届きました。
15と16日は空いているのでどちらがいい?
どうして返事が遅いのか、電話はなぜつながらないのか、聞いてみてもしかたない(行ったときに聞けばいいか)のでまずは部屋を確保しました。次は代理店に日帰りツアーの日程変更です。決めた翌日なので少々気が引けるのですが、とにかく変更するしかないのです。
代理店には以前からクリス(短剣)工房の見学をお願いしていて、製品だけじゃなく実際の作業もみせていただくことができるそうです。できが良ければ注文してみようかと狙っております。刃に家紋を入れることができるならと、僕の家の家紋を印刷して持っていくことに。
ホテルにお願い
ウブドからシデメンまではウブドの宿Alam Indahに車を手配してもらい
1泊した翌日の昼ごろにシデメンへの迎えは代理店の日帰りツアーでお願いしました。
でも、きっとどちらも未知の道のり。きっと僕のほうが案内するハメになりそう。
ということで、Lihat Sawahのご主人の携帯番号を教えてもらいました。(繋がるのか?)
ネット検索で
Lihat Sawahは織物Endekの保存に力を入れており、HPで詳しく紹介しています。でもいま一つ、EndekとIkatの違いがはっきりせず、モヤモヤしています。そこで調べているうちに、シデメンでSongketを織っていられる方のHPを見つけました。
僕たちが泊まる宿の主人とも知り合いで近くに住んでおられるようです。失礼を承知でメールをしたところ、返事をいただきました。
シドゥメン村にて、お目にかかれますこと大変楽しみにしております。
こちらバリ島は、乾季に入り乾燥しておりますので、体調に気をつけてご旅行楽しんで下さいね。
そのほかにも、エッと驚く提案をしていただき恐縮しています。いいのかなあ?
内容は、帰国後のお楽しみ。
この件でも日帰りツアーの予定はずいぶん変わってしまいそうです。急ぐ旅でもないし、まぁいいか。