193.ただのタンボ
プンゴセカンからニュークニンへ行く道の南側に僕の秘密のタンボがあります。
昨年は稲刈りの終わったマル刈り状態でしたが、今年は青々としてました。
が、しか~し
     撮影を忘れておりました。 トホホ
しかたないので数年前の写真で紹介しなおしましょう。
場所は僕の地図に記載してあります。(どこが秘密だ?)

ライスフィールドとかっこつけて呼ぶのはガイドブックにまかせて「タンボ」が正しい呼び名です。
遠めには緑が広がり「癒」される気がしそうですが、タンボのアゼを歩くとそんなことありませ~ん。
   押し寄せる熱気・照り返し・草いきれ・足をとられる雑草・崩れて足がめりこむアゼ
   飛び回るトンボ・足もとから飛び出すカエル・押し寄せる羽虫・アヒルの糞の匂い
昼間のタンボはこんなものです。
田舎者の僕は平気ですが、都会育ちの家内にはタンボの中を歩くことは無理かな?
アゼに踏み込むことは決して勧めません。
生き物や自然が自分の身体を押し包むのですから。(タンボが自然かというと?ですが)



ちょっとアゼ道を入るだけで270度(360度まではちょっと...)
建物がまったく見えないのが取り柄の場所です。
一番左端にかすかに山が見えますか?



そうです、聖なる山アグンです。



これが昨年の丸刈り状態。タンボですからこういう状態も当たり前。
日本とは違い、田植えの時期は年によってズレていくのです。